会計

会計

監査法人のローテーションとは何か 同じ会社を長期間監査するリスクを減らす仕組み編

同じ監査法人が何十年も同じ企業を監査していて、本当に厳しい監査ができるのでしょうか。長期間監査を担当すれば、その企業の事業内容や会計処理を深く理解できます。これは監査品質にとって大きなメリットです。一方で、企業との関係が長くなり過ぎると、経...
会計

大企業はなぜ簡単に監査法人を変更できないのか 監査できる法人が限られる理由編

企業と監査法人の関係に問題が生じたのであれば、別の監査法人へ変更すればよい。一見すると簡単な話に思えます。しかし、巨大企業になればなるほど監査法人の変更は容易ではありません。特に世界各国に子会社を持つ大企業では、監査法人を変更することは単な...
会計

監査法人が減り過ぎると何が問題なのか ビッグ4への集中が企業監査を難しくする理由編

企業の監査で重大な問題が発生すれば、監査法人には厳しい責任を求める必要があります。一方で、監査法人が市場から次々と退出し、大企業を監査できる法人が少なくなり過ぎることにも問題があります。かつて世界の大手会計事務所はビッグ5と呼ばれていました...
会計

アーサー・アンダーセンはなぜ消滅したのか エンロン事件でビッグ5がビッグ4になった理由編

現在、世界の大手会計事務所といえばPwC、デロイト、EY、KPMGのビッグ4が知られています。しかし、以前はビッグ4ではありませんでした。「ビッグ5」と呼ばれていた時代があります。その5社目がアーサー・アンダーセンです。世界有数の会計事務所...
会計

監査法人が巨額賠償を受けたらどうなるのか 監査法人にも経営破綻リスクがある理由編

監査法人は企業の財務諸表をチェックする側です。そのため、一般の事業会社よりも安定した存在という印象を持つかもしれません。しかし、監査法人も経営体です。職員に給与を払い、オフィスやシステムを維持し、事業を継続するための収益を確保しなければなり...
会計

監査法人はどこまで損害賠償責任を負うのか 巨額粉飾で1兆円請求も起こり得る理由編

企業で巨額の粉飾決算が発覚すると、経営者だけでなく監査法人の責任が問われることがあります。中国恒大集団をめぐる問題は、その規模が桁違いです。恒大の清算人は、監査に関係したPwCのメンバー事務所などに対して損害賠償請求訴訟を起こしています。3...
会計

適正意見なのに粉飾決算が発覚するのはなぜか 監査報告書が保証している範囲編

企業の決算書に監査法人が「適正意見」を出していたにもかかわらず、その後に粉飾決算が発覚することがあります。すると、適正だと監査法人が認めたのではないか。それなのになぜ粉飾があったのか。という疑問が生じます。ここには「適正意見」という言葉から...
会計

監査法人は粉飾決算を必ず見抜かなければならないのか 監査と不正発見の関係編

大企業で巨額の粉飾決算が発覚すると、必ずといってよいほど出てくる疑問があります。監査法人は何をしていたのか。監査を受けていたのに、なぜ粉飾を見抜けなかったのか。中国恒大集団では、2019年から2020年にかけて総額5,640億元、日本円で約...
会計

監査法人の品質管理とは何をしているのか 世界共通ブランドの監査品質を守る仕組み編

監査法人の仕事というと、企業の決算書や帳簿を調べる姿を思い浮かべるかもしれません。しかし、大手監査法人にはもう1つ重要な仕事があります。自分たちが行った監査そのものの品質を管理することです。特にPwC、デロイト、EY、KPMGなどのビッグ4...
会計

監査法人の本部は海外メンバーの不正に責任を負うのか ブランドと法的責任が一致しない理由編

世界中で同じブランドを掲げている監査法人で問題が起きた場合、その責任はどこまで広がるのでしょうか。例えば、ある国のPwCのメンバー事務所が重大な監査上の問題を起こしたとします。その監査を実際に行ったのは現地のメンバー事務所です。しかし顧客や...