2026-06

税理士

消費税は契約書どおりでは決まらない 実質判定が否認した三者間取引の教訓

企業間取引では、契約書を整備し、請求書や送金記録を残していれば税務上も問題ないと考えられがちです。しかし、税務の世界では契約書の形式だけでなく、「実際に誰が利益を得ているのか」「誰が取引を支配しているのか」という実質が重視されます。今回紹介...
税理士

クレジットカード明細だけでは仕入税額控除できるのか キャッシュレス決済編

キャッシュレス決済が急速に普及し、現金を使う機会は年々減少しています。会社経費の支払いも、法人カードや個人事業主の事業用クレジットカードで行うことが一般的になりました。その結果、経理担当者や個人事業主からよく聞かれるのが、「クレジットカード...
税理士

レシートはインボイスになるのか 保存書類編

インボイス制度が始まってから、「レシートは捨ててはいけない」「請求書がなければ仕入税額控除できない」といった話を耳にする機会が増えました。その一方で、「レシートはインボイスになるのか」という疑問を持つ経理担当者や個人事業主も少なくありません...
税理士

帳簿保存だけでよい取引と請求書保存が必要な取引 保存要件編

インボイス制度が始まってから、「領収書を保存しておけば大丈夫」「請求書がなければ仕入税額控除できない」といった声をよく耳にします。しかし、実際の制度はそれほど単純ではありません。消費税の仕入税額控除を受けるためには、原則として帳簿とインボイ...
税理士

インボイスがなくても仕入税額控除できるケース一覧

インボイス制度が始まって以降、多くの事業者が「インボイスがなければ仕入税額控除はできない」と考えるようになりました。確かに原則はそのとおりですが、実際には例外規定も数多く設けられています。これは、日常の取引の中にはインボイスの受領が現実的に...
税理士

派遣社員や内定者の旅費はインボイス不要なのか 出張旅費等特例の実務ポイント

インボイス制度が始まってから、「この支払いはインボイスが必要なのか」という判断に悩む場面が増えました。その中でも実務上よく問題になるのが、派遣社員や出向社員の出張旅費、そして採用活動に関する交通費の取扱いです。従業員への出張旅費については、...
税理士

違憲審査はなぜ税法で認められにくいのか 租税法律主義と憲法のはざま

税金は法律で決まります。そのため、税務署は法律に従って課税し、納税者も法律に従って納税することが原則です。しかし、もしその法律自体が憲法に反しているとしたらどうなるのでしょうか。日本国憲法は最高法規であり、法律であっても憲法に反する場合には...
FP

働く単身者の負担はなぜ重いのか―給付付き税額控除が注目される理由

物価上昇が続く中、多くの会社員が「給料は上がったはずなのに生活が楽にならない」と感じています。その背景には、税金や社会保険料の負担増があります。特に近年は、単身で働く人の負担が重くなっていることが指摘されています。OECD(経済協力開発機構...
税理士

食品消費税ゼロで誰が困るのか ― 農家に広がる「見えない負担」の正体

消費税減税は近年の物価高対策としてたびたび議論されています。特に食料品については「毎日の生活に欠かせないものだから税率を下げるべきだ」という意見も少なくありません。一見すると、食品の消費税をゼロにすれば消費者にとって大きなメリットがあるよう...
経営

スチュワードシップ・コードとは何か 投資家に求められる責任ある行動

企業統治に関する議論でよく登場する言葉に「コーポレートガバナンス・コード」があります。一方で、その対になる存在として「スチュワードシップ・コード」があります。コーポレートガバナンス・コードが企業側の行動原則だとすれば、スチュワードシップ・コ...