会計

会計

内部統制とは何か 社員を信用していてもチェックの仕組みが必要な理由編

社員を信用することと、仕事をチェックすることは矛盾するのでしょうか。長年働いている社員だから任せておけば大丈夫。経験豊富な管理職だから細かな確認は必要ない。悪いことをするような人ではないから承認手続きはいらない。こう考えたくなることがありま...
会計

コンプライアンスとは何か 法律を守るだけでは企業の不正を防げない理由編

コンプライアンスという言葉は、一般に法令順守と訳されます。そのため、法律に違反しなければコンプライアンス上の問題はないと思われることがあります。しかし、企業が守らなければならないものは法律だけではありません。顧客との契約があります。業界の規...
会計

逸脱の正常化とは何か ルール違反を続けても事故が起きないと安全だと思い込む理由編

会社にはさまざまなルールがあります。製品の仕様を変更するときには顧客の承認を得る。決められた検査を実施する。異常が見つかった場合には上司へ報告する。品質基準を満たさない製品は出荷しない。本来であれば、こうしたルールに従って仕事をする必要があ...
会計

正常性バイアスとは何か 最初は小さなルール違反でも繰り返すうちに普通になってしまう理由編

会社で大規模な不正が発覚すると、外部から見れば不思議に思うことがあります。なぜこれほど明らかなルール違反を、長期間続けることができたのかという疑問です。ところが、不正を行っていた現場では、それほど重大なことをしているという感覚が薄れていた可...
会計

心理的安全性とは何か 問題を報告した社員が損をする会社で不正が増えやすい理由編

会社で問題を見つけた社員が、すぐに上司へ報告する。当たり前の行動のように思えます。しかし現実には、必ずしも簡単ではありません。自分が問題を報告したことで生産が止まるかもしれない。納期に間に合わなくなるかもしれない。上司から、なぜもっと早く気...
会計

品質不正はなぜ長期間発覚しないのか 現場では知られていても経営陣まで情報が届かない理由編

企業で品質不正が発覚すると、不思議に感じることがあります。なぜ何年も誰も気づかなかったのかという疑問です。しかし実際には、社内の誰も知らなかったとは限りません。現場の担当者は知っていた。その上司も知っていた。品質担当者も問題を認識していた。...
会計

変更管理とは何か 部品や材料を少し変えるだけでも承認手続きが必要な理由編

製造業では、一度決めた設計や製造方法を何年もまったく変えずに製品を作り続けるとは限りません。材料価格が上昇すれば、より安い材料への切り替えを検討します。部品メーカーが生産を終了すれば、別のメーカーから調達しなければなりません。設備が古くなれ...
会計

品質保証部門はなぜ製造部門から独立する必要があるのか 納期と品質が衝突したとき誰が止めるのか編

製造業では、製造部門も品質保証部門も良い製品を顧客へ届けるという同じ目的を持っています。それなら、なぜ品質保証部門を製造部門とは別に置く必要があるのでしょうか。理由の一つは、両者が背負っている役割が違うからです。製造部門には、生産数量を確保...
会計

品質保証とは何か 製品を検査するだけでは品質を守れない理由編

工場で品質を守る仕事と聞くと、完成した製品の寸法を測ったり、強度を調べたり、正常に動くかを確認したりする検査を思い浮かべるかもしれません。基準に合わない製品を見つけて出荷を防ぐことは、もちろん重要です。しかし、品質は完成品を検査するだけでは...
会計

無断変更とは何か 同じ性能なら部品を勝手に変えてもよいとは限らない理由編

製造業では、製品を作り続ける間にさまざまな変更が発生します。材料の仕入価格が上がったので、別の材料に切り替える。取引先が生産を終了したので、別のメーカーの部品を使う。生産効率を高めるため、製造工程を変更する。より性能の高い部品が登場したので...