kikumoto_admin

経営

実質株主の情報開示義務化と議決権停止――会社法改正が変える企業統治と株主の権利

企業の株主総会では、誰が株式を保有し、誰が議決権を行使するのかが重要です。しかし、株主名簿に記載されている株主と、実際に投資判断や議決権行使を指図する株主が一致しない場合があります。こうした問題に対応するため、政府は「実質株主」の情報開示を...
税理士

億ションの5年間転売禁止は住宅価格を抑えられるのか 千代田区の異例の要請と税制改革の行方

東京都心のマンション価格が高騰するなか、東京都千代田区が分譲マンションの短期転売を抑制するため、事業者に対して5年間の転売禁止を要請しました。1億円を超える「億ション」が珍しくなくなった都心部では、住宅が生活の基盤であると同時に、投資対象と...
FP

2026年の年末調整を正しく理解する――所得税の精算と控除の申告漏れを防ぐための実務知識

会社員やパート・アルバイトなどの給与所得者にとって、年末調整は毎年恒例の手続きです。勤務先から配布される申告書に必要事項を記入し、生命保険料控除証明書などを提出すれば、手続きが完了すると考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、年末調...
経営

MBOからの再上場に潜む財務リスクとは―のれん・借入金・キャッシュフローから企業価値を読み解く

企業が株式市場からいったん退出し、経営改革を進めた後に再び上場する動きが注目されています。その代表的な手法がMBO(Management Buyout)です。MBOとは、経営陣が投資ファンドなどと協力し、自社の株式を取得して経営権を確保する...
経営

優れた提案が採用されるとは限らない時代――大学教授に学ぶ「相手を動かす企画書」の作り方

優れたアイデアを持っていても、必ずしも採用されるとは限りません。反対に、特別に斬新とはいえない提案でも、説明の仕方によって高く評価されることがあります。この違いを生むのが、提案する側の視点ではなく、提案を受ける側の視点に立って考える力です。...
FP

円建てステーブルコイン「JPYC」発行1年、企業決済への普及と収益化の壁――銀行送金・キャッシュレス決済・国債運用はどう変わるのか

日本円に価値を連動させたステーブルコイン「JPYC」が、2026年10月27日に発行開始から1年を迎えました。発行体であるJPYC株式会社によると、10月23日時点の累計発行額は約121億円、流通額は約32億円となっています。企業間送金や店...
効率化

AI時代の経済は「価格」から「言葉」へ広がる――人間とAIが共に知識を生み出す社会の可能性

人工知能(AI)の急速な進化によって、私たちの働き方や企業経営、経済活動の仕組みが大きく変わろうとしています。これまで経済を動かす中心的な情報は「価格」でした。商品やサービスの価格、賃金、金利、株価などを通じて、人々は経済状況を判断し、行動...
経営

生成AIの急速な進化によって、企業経営のあり方が根本から変わろうとしています。

これまで企業の競争力を支えてきたのは、人材、技術、設備、資金、ブランドなどの経営資源でした。しかし、AIが業務の一部を自律的に遂行する時代には、企業が蓄積してきた独自の知識や経験を、いかにAIと結びつけるかが重要になります。特に注目されるの...
FP

半導体スーパーサイクルで世界市場300兆円へ AI需要が変える産業構造と日本企業の勝機

人工知能(AI)の急速な普及によって、世界の半導体市場が歴史的な拡大局面を迎えています。世界半導体市場統計(WSTS)の予測によると、2027年の世界半導体市場は1兆9,136億ドル、日本円で約300兆円に達する見通しです。1999年のIT...
人生100年時代

女性登用の最終目的は何か 人材不足時代に求められる日本企業の経営改革

日本企業では、女性管理職や女性役員の登用が重要な経営課題となっています。女性管理職比率の数値目標を設定する企業や、通常の昇進ルートを短縮して女性社員を経営幹部へ抜てきする企業が増えています。一方で、女性登用を巡っては、結果の平等と機会の平等...