2026-08

人生100年時代

病床権とは何か 病院は自由にベッドを増やせない仕組み編

病院に患者がたくさん来るのであれば、ベッドを増やせばよいように思えるかもしれません。一般的な企業であれば、需要が増えれば店舗を増やしたり、生産設備を増強したりすることができます。しかし病院の病床は、通常の商品や設備とは事情が異なります。病院...
人生100年時代

地域医療構想調整会議とは何か 病院同士の話し合いだけでは再編が進みにくい理由編

地域医療構想では、将来の人口や医療需要から地域に必要な病床数や医療機能を考えます。しかし、必要な病床数を計算しただけで病院が自動的に変わるわけではありません。ある地域で急性期病床が多すぎると分かっても、どの病院が病床を減らすのでしょうか。包...
人生100年時代

構想区域とは何か 病院再編を都道府県全体ではなく地域単位で考える理由編

地域医療構想では、都道府県全体を一つの地域として病床の将来像を考えるわけではありません。同じ都道府県でも、都市部と山間部では人口も高齢化率も大きく異なります。病院の数や患者の移動範囲も違います。県全体では病床が十分にあったとしても、ある地域...
人生100年時代

病床機能報告制度とは何か 病院が自ら病床の役割を都道府県へ報告する仕組み編

地域医療構想を進めるためには、将来必要になる病床数を計算するだけでは足りません。現在、それぞれの地域にどのような病床が何床あるのかを把握する必要があります。急性期病床がどのくらいあるのか。回復期や慢性期の機能を担う病床がどのくらいあるのか。...
人生100年時代

基準病床数と必要病床数は何が違うのか 同じ病床数でも役割が異なる仕組み編

地域医療について調べていると、基準病床数と必要病床数というよく似た言葉が出てきます。どちらも地域に必要な病院のベッド数に関係する数字ですが、制度上の役割は同じではありません。基準病床数は、病床が地域で過剰に増えることを抑えるための基準として...
人生100年時代

必要病床数とは何か 将来人口から2040年に必要なベッド数を計算する仕組み編

地域に病院のベッドが何床必要なのかは、現在の病床数だけを見ても分かりません。人口10万人の地域と人口100万人の地域では、必要になる病床数が違います。同じ人口でも、若い人が多い地域と高齢者が多い地域では医療需要が異なります。さらに重要なのは...
人生100年時代

慢性期病床とは何か 長期間の療養が必要な患者を受け入れる仕組み編

病院に入院する患者のすべてが、手術や集中的な治療を必要としているわけではありません。急性期の治療が終わっても、病気や障害などによって長期間にわたり医療的な管理を必要とする人がいます。こうした患者を支える役割を担うのが慢性期病床です。高齢化が...
人生100年時代

包括期病床とは何か 回復期病床から高齢者救急も受け入れる病床へ変わる仕組み編

2040年に向けた地域医療構想では、病床機能の考え方そのものが変わろうとしています。これまでの地域医療構想では、病床を主に高度急性期、急性期、回復期、慢性期という4つの機能に分けて考えてきました。このうち回復期は、急性期の治療を終えた患者が...
人生100年時代

急性期病床とは何か 日本で病床数が多すぎると指摘される理由編

病院に入院する患者は、病気の状態によって必要な医療が異なります。救急搬送された直後や手術の前後など、病状が大きく変化する時期には、検査や治療を集中的に行わなければなりません。こうした患者を受け入れる中心的な役割を担うのが急性期病床です。急性...
人生100年時代

高度急性期病床とは何か 重症患者を集中的に治療する病床の仕組み編

病院のベッドは、すべて同じ役割を持っているわけではありません。大きな手術を受けた直後の患者と、病状が安定してリハビリをしている患者では、必要となる医療の内容が大きく異なります。特に重症患者の場合には、医師や看護師による継続的な管理に加えて、...