2026-08

税理士

食品定期便の経過措置とは何か 消費税が1%に下がっても契約時期によって8%が適用される仕組み編

2027年4月に予定されている食料品の消費税率1%への引き下げでは、単純に「4月1日からすべて1%になる」と考えると、実際の取引との間にずれが生じます。特に難しいのが、食品の定期便やカタログ販売です。1年分の代金を先に支払い、毎月食品が届く...
人生100年時代

2040年問題とは何か 85歳以上が増えると日本の医療提供体制が変わる理由編

日本の高齢化問題というと、これまでは2025年問題がよく取り上げられてきました。団塊の世代が75歳以上となり、医療や介護の需要が増えることが大きな課題だったからです。しかし、その先には2040年というもう一つの大きな節目があります。2040...
人生100年時代

在宅医療とは何か 病院のベッドを増やさず高齢者を支える仕組み編

高齢者が増えれば、病院のベッドも同じように増やさなければならないのでしょうか。必ずしもそうではありません。病院へ入院しなくても、自宅などで医師や看護師による医療を受けられる仕組みがあります。それが在宅医療です。2040年に向けて85歳以上の...
人生100年時代

高齢者救急とは何か 2040年に救急医療の仕組みを変える必要がある理由編

救急医療というと、交通事故や心筋梗塞、脳卒中など、突然発生した重い病気やけがを治療する医療をイメージしやすいかもしれません。しかし2040年に向けて、日本の救急医療では別の大きな変化が起こります。85歳以上を中心とする高齢者の増加です。高齢...
人生100年時代

病院の集約化とは何か 小さな病院を残すより医療資源を大病院へ集める理由編

人口減少が進む地域で、すべての病院を現在と同じ規模のまま維持することは次第に難しくなります。理由は患者が減るからだけではありません。医師や看護師など、医療を提供する側の人材も減っていくからです。限られた医師や看護師が複数の病院に分散すれば、...
人生100年時代

地域別診療報酬とは何か 同じ医療でも地域によって診療報酬を変える考え方編

日本の診療報酬は、基本的に全国共通の仕組みで設定されています。東京の病院でも地方の病院でも、同じ診療行為や同じ施設基準などであれば、基本となる評価の考え方は共通です。しかし、医療を取り巻く環境は地域によって大きく異なります。人口が増えている...
人生100年時代

診療報酬で病床数を減らせるのか 病院への命令ではなく収益を変えて誘導する仕組み編

地域に急性期病床が多すぎるのであれば、行政が病院に対して病床を減らすよう命令すればよいように思えるかもしれません。しかし日本の医療提供体制には多くの民間病院が存在し、それぞれが独立して経営しています。行政が将来必要となる病床数を示しただけで...
人生100年時代

病床稼働率とは何か 患者が少ない病院ほど病床削減の対象になりやすい理由編

病院に100床のベッドがあっても、毎日100床すべてが患者に使われているとは限りません。平均して90床が使われている病院もあれば、60床程度しか使われていない病院もあります。このように、病院が持っている病床のうち実際にどの程度が患者に利用さ...
人生100年時代

病床権取引と排出量取引は何が似ているのか 総量を規制して権利を市場で売買する仕組み編

病床権取引市場という考え方は、一見すると医療とは縁のない排出量取引とよく似ています。排出量取引では、二酸化炭素などを排出できる総量に上限を設けたうえで、その枠を企業同士で取引します。病床権取引でも、地域全体で保有できる病床数に上限を設け、そ...
人生100年時代

病床権取引市場とは何か 病院同士でベッドを持つ権利を売買する仕組み編

人口が減少する地域では、将来の患者数に合わせて病床を減らしたり、病床の機能を組み替えたりする必要があります。しかし、地域全体で病床を減らす必要があると分かっても、どの病院が減らすのかという問題が残ります。すべての病院に一律で病床削減を求めれ...