投資

FP

金はなぜ再び最高値圏にあるのか――中央銀行が変えつつある「金の意味」

金(ゴールド)価格が再び最高値圏に接近しています。2025年12月時点で、国際指標となるロンドン現物価格は1トロイオンス4300ドル台まで上昇し、国内の金小売価格も史上最高値を更新しました。この動きは単なるインフレヘッジや米国の利下げ観測だ...
FP

高騰する銀は「新たな金」なのか――恐怖と強欲が交差する資産市場

2025年秋、ドイツ財務省は異例の決定を下しました。すでに予定されていた記念銀貨の発行を中止したのです。理由は単純で、銀の価格が上昇しすぎたため、硬貨の額面よりも原材料としての価値が大きくなってしまったからでした。この出来事は、足元で進む銀...
FP

現預金50%割れが示す日本家計の転換点――インフレ時代の資産配分をどう考えるか

日本の家計金融資産に占める現預金の比率が、18年ぶりに50%を下回りました。日銀が公表した資金循環統計によると、2025年9月末時点で現預金比率は49.1%となり、2007年以来の水準です。家計金融資産全体は過去最高の2286兆円に達する一...
効率化

生成AIを投資に使うなら、どこまで任せてよいのか

生成AIの進化によって、投資の世界でも「AIに判断を任せる」ことが現実味を帯びてきました。決算要約、相場分析、銘柄選定まで、生成AIはもっともらしい答えを瞬時に返してきます。では、生成AIは人間の投資判断に内在する癖や思い込みを正してくれる...
FP

iDeCoとNISAはどう使い分けるべきか 老後資産形成とライフイベントの視点から整理する

老後に向けた資産形成を考える際、iDeCo(個人型確定拠出年金)とNISA(少額投資非課税制度)は、代表的な税制優遇制度として知られています。両制度は併用可能である一方、仕組みや制約、税制上の効果には明確な違いがあります。本稿では、iDeC...
FP

NISAつみたて投資枠に債券中心の投信が追加へ 長期投資の選択肢がどう変わるのか

政府・与党が2026年度税制改正に向けて、NISAのつみたて投資枠で 債券中心の投資信託を新たに認める方向 で調整しています。現行制度では株式比率が高い投資信託が中心でしたが、今回の見直しによりリスクを抑えた投資を志向する層にも選択肢が広が...
FP

世界金融市場の変調シリーズ 第8回(総集編)世界金融市場の変調を踏まえた長期投資の新ルール

2025年の世界金融市場は、従来のセオリーが通用しない「変調の時代」に入りつつあります。金と株が同時に上昇する、金利が景気を示さない、為替が動かない、AIテーマに資金が集中する、個人投資家の群集行動が価格を押し上げるなど、複数の異変が同時に...
FP

世界金融市場の変調シリーズ 第7回 複数資産が同時に下落したとき何が起きるのか:連鎖反応と市場ストレスのメカニズム

2025年の市場では、金・株式・コモディティなど、通常は異なる方向に動く資産が同時に上昇する珍しい状況が続いています。これは裏返せば、「同時に下落するリスク」も高まっていることを意味します。歴史的にみても、複数の資産クラスが連動して下落する...
FP

世界金融市場の変調シリーズ 第6回 個人投資マネーの暴走とバブル・クラッシュの歴史:2025年相場に潜む“群集心理”の影

2025年の市場では、金やAI関連株など特定テーマに個人投資家の資金が集中し、価格急騰の一因となっています。かつては機関投資家が主導した市場も、いまやSNS・ネット証券・少額投資アプリの普及により、個人マネーが相場を大きく動かす時代になりま...
FP

世界金融市場の変調シリーズ 第5回 コモディティ市場の過熱と地政学リスク:資源価格が示す世界不安の構造

金価格の急騰が注目されていますが、2025年の市場で変調を起こしているのは金だけではありません。原油、天然ガス、レアメタル、穀物など、多くのコモディティで価格の不安定化が進んでいます。地政学リスクや供給網の分断はもちろん、投資資金の流入やA...