2026-08

人生100年時代

公共工事設計労務単価とは何か 建設労働者の賃金上昇が公共事業費に反映される仕組み編

道路、橋、学校、鉄道などの公共工事には、多くの建設労働者が携わります。当然ながら、公共工事の事業費には建設現場で働く人たちの労務費も含まれています。では自治体は、公共工事に必要な人件費をどのように見積もっているのでしょうか。その重要な基準の...
人生100年時代

公共事業の事業費はなぜ膨らむのか 人件費と資材価格上昇が自治体財政を圧迫する仕組み編

道路や鉄道、学校、スポーツ施設などの大型公共事業では、計画を発表した時点の事業費と、実際に工事を進めた後の事業費が大きく違うことがあります。川崎市の等々力緑地整備事業では、当初633億円だった事業費が1232億円まで膨らんでいます。ほぼ2倍...
人生100年時代

自治体のプライマリーバランスとは何か 地方財政でも黒字と赤字を見る意味編

国の財政について議論するとき、プライマリーバランスという言葉がよく使われます。日本語では基礎的財政収支と呼ばれます。国だけでなく、地方自治体の財政を見る場合にも、現在の行政サービスや公共事業を現在の税収などでどこまで賄えているのかを考えるう...
人生100年時代

財政調整基金とは何か 自治体の貯金はいくらあれば安心なのか編

地方自治体の財政についてニュースを見ると、財政調整基金という言葉が登場することがあります。一般には自治体の貯金と説明されることが多い基金です。自治体の税収は毎年同じではありません。景気が悪化すれば法人関係税や住民税などが減ることがあります。...
人生100年時代

減債基金とは何か 自治体が将来の借金返済のために積み立てるお金編

地方自治体が道路や学校、公共施設などを整備するために地方債を発行すると、将来は元金と利息を返済しなければなりません。特に満期時に元金をまとめて返済する地方債では、一度に巨額の資金が必要になることがあります。満期が来てから突然返済資金を用意し...
人生100年時代

将来負担比率とは何か 自治体が将来返さなければならない借金を測る仕組み編

自治体の財政を見るとき、現在の借金返済額だけを確認しても十分ではありません。今の公債費が少なくても、大型公共事業のために地方債を大量に発行していれば、将来の返済負担が大きくなる可能性があります。さらに自治体が将来負担する可能性のあるものは、...
人生100年時代

実質公債費比率とは何か 自治体の借金返済能力を測る指標編

地方自治体の財政状態を見るとき、地方債の残高だけを比べても、本当の借金負担は分かりません。人口100万人の自治体が5000億円の地方債を抱えている場合と、人口数万人の自治体が同じ5000億円を抱えている場合では、返済能力は大きく異なります。...
人生100年時代

公債費とは何か 自治体の借金返済が増えると行政サービスに使えるお金が減る理由編

地方自治体が道路や学校、公共施設などを整備するために地方債を発行すると、その時点では多額の資金を確保できます。しかし地方債は自治体にとって借金です。将来は元金を返済し、借りている間は利息を支払わなければなりません。こうした地方債の元金返済や...
人生100年時代

地方債の借り換えとは何か 自治体は満期になった借金をすべて税金で返しているのか編

地方自治体が道路や学校、公共施設などを整備するために発行した地方債には、いずれ償還期限がやってきます。では、例えば100億円の地方債が満期になった場合、自治体はその年度の税収から100億円を用意して、すべて返済しているのでしょうか。必ずしも...
人生100年時代

地方債のフレックス枠とは何か 自治体が金利を見ながら借金するタイミングを選ぶ仕組み編

地方自治体が市場公募地方債を発行するとき、重要なのは金利だけではありません。いつ発行するのかも重要です。市場金利は毎日変動しています。同じ自治体が同じ10年債を発行するとしても、発行する時期によって資金調達コストが変わる可能性があります。そ...