税理士

税理士

担保付き債権はいつ貸倒処理できるのか 担保評価と回収可能額編

取引先に売掛金や貸付金があり、その債権に抵当権や質権などの担保が設定されている場合、「取引先が倒産したから貸倒損失にできる」と考えるのは早計です。担保が付いている債権では、その担保から回収できる可能性があるため、税務上は担保の価値も含めて回...
税理士

保証人がいる場合でも貸倒損失は認められるのか 保証債務との関係編

企業間取引では、売掛金や貸付金について保証人を付けることがあります。保証人がいれば安心と思われがちですが、税務上の貸倒損失では、保証人の存在が重要な判断要素になります。債務者本人から回収できなくても、保証人から回収できる可能性があるのであれ...
税理士

消滅時効が完成した債権は貸倒損失になるのか 時効と税務処理編

売掛金や貸付金を長年回収できないまま放置していると、「消滅時効が完成したから貸倒損失にできるのではないか」と考えることがあります。しかし、税務上は、消滅時効が完成したという事実だけで直ちに貸倒損失が認められるわけではありません。民法上の時効...
税理士

債務者に連絡が取れないだけで貸倒損失になるのか 行方不明先への対応編

取引先が突然連絡が取れなくなったり、郵便物が返送されたりすると、「もう回収できない」と判断したくなるものです。しかし、税務上は、単に連絡が取れないという理由だけでは貸倒損失として損金算入することはできません。貸倒損失は、債権が客観的に回収不...
税理士

債務免除による貸倒損失はいつ認められるのか 法人税基本通達9−6−1の実務編

倒産した取引先への債権は、回収できなくなったからといって、いつでも税務上の貸倒損失として処理できるわけではありません。法人税法では、貸倒損失を損金に算入できるケースが限定されており、その判断基準は法人税基本通達9−6−1に詳しく示されていま...
税理士

自己負担2000円の仕組みとは何か 本当にお得なのか編

ふるさと納税について説明するとき、「実質2,000円の負担で返礼品がもらえる制度」という言葉をよく耳にします。確かに、多くの場合は自己負担額が2,000円になります。しかし、これはすべての人に当てはまるわけではありません。寄付額が控除上限額...
税理士

控除上限額はどう決まるのか 年収ごとに違う理由編

ふるさと納税では、「いくらまで寄付すれば自己負担2,000円で済むのか」という点が、多くの人の関心事です。インターネットには控除上限額のシミュレーションが数多くありますが、同じ年収でも結果が異なることがあります。その理由は、控除上限額が年収...
税理士

ワンストップ特例制度とは何か 確定申告が不要になる仕組み編

ふるさと納税を利用したいと思っていても、「確定申告が面倒そうだから利用していない」という人は少なくありません。そうした負担を軽減するために設けられたのが「ワンストップ特例制度」です。この制度を利用すれば、一定の条件を満たす人は確定申告をしな...
税理士

ふるさと納税は本当に地域のためになっているのか 制度拡大で見えてきた新たな課題編

ふるさと納税の寄付額は2025年度に約1兆3,300億円となり、6年連続で過去最高を更新しました。一方で、制度が大きく成長したことで、新たな課題も浮き彫りになっています。その代表例が、返礼品や仲介サイトに支払う手数料などの経費です。寄付額は...
税理士

推計課税とは何か 帳簿がない場合の課税方法編

税金は、納税者が作成した帳簿や保存された証憑書類をもとに計算されるのが原則です。しかし、帳簿が存在しなかったり、内容が著しく不備だったりする場合には、税務署は別の方法で所得を計算することがあります。その方法が「推計課税」です。推計課税は、税...