2026-07

経営

競争力ランキングは何を測っているのか IMDランキングの読み方編

世界各国の競争力を比較したランキングが毎年公表されると、「日本は順位が上がった」「順位が下がった」といったニュースが話題になります。しかし、順位だけを見て日本の実力を判断してしまうのは適切ではありません。競争力ランキングは、単純に経済規模を...
経営

日本企業はなぜ変化に遅れるのか 競争力を左右するのは経営力だった

競争力という言葉を聞くと、多くの人は技術力や製品力を思い浮かべます。確かに、日本には世界に誇れる技術があります。半導体製造装置や精密機械、電子部品、素材産業など、多くの分野で世界市場を支え続けています。それにもかかわらず、日本の国際競争力は...
会計

IFRSと日本基準は何が違うのか 会計ルール比較編

企業の決算書を見ると、「日本基準」「IFRS(国際会計基準)」という言葉を目にすることがあります。同じ企業活動を表しているにもかかわらず、採用する会計基準によって利益や資産の見え方が変わることがあります。前回の記事では、日本の会計基準で「の...
会計

のれん償却維持で見えた日本企業のM&A経営 本当に問われるのは買収後の実力です

企業が成長する方法には、自社で新しい事業を育てる方法だけでなく、他社を買収して成長するM&Aという選択肢があります。そのM&Aを語るうえで欠かせない会計項目が「のれん」です。2026年7月、財務会計基準機構(FASF)は約1年間の議論を経て...
税理士

消費税減税より難しい本当の課題 日本は給付と減税をどう使い分けるべきなのか

物価高対策として再び消費税減税が大きな政治テーマになっています。政府は食料品の消費税率を2027年4月から2年間1%へ引き下げる案を軸に調整を進めていますが、与野党の意見は一致せず、給付金の方が効果的ではないかという声も少なくありません。今...
FP

社債価格の透明化が日本企業を変える 社債市場改革が資金調達を後押しする理由

企業がお金を調達する方法と聞くと、多くの人は銀行から融資を受ける姿を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、世界では企業が投資家から直接資金を集める「社債市場」が大きな役割を担っています。日本でも、その流れを後押しする制度改革が進み始めま...
FP

株主優待は投資家を引きつけるだけではない 企業と株主の新しい関係づくり

株式市場では、生成AI関連銘柄が相場をけん引する時代が続いてきました。しかし、その流れが一巡すると、今度は株主優待や配当を充実させ、個人投資家を大切にする企業へ資金が向かう動きが目立っています。一見すると株主優待は「おまけ」のように思われが...
政策

プロジェクトファイナンスとは何か 大型投資の資金調達編

再生可能エネルギー発電所や空港、高速道路、データセンターなど、社会には数百億円から数千億円規模の資金を必要とする大型プロジェクトがあります。しかし、その資金を一企業だけで負担するのは簡単ではありません。事業が失敗すれば企業経営そのものが揺ら...
政策

アンカーテナンシーとは何か 政府が最初の顧客になる政策編

近年、日本ではAIや半導体、宇宙産業、量子技術など、国家の競争力を左右する分野への投資が拡大しています。しかし、新しい技術は優れていても、すぐに市場で売れるとは限りません。開発に成功しても、最初の顧客が現れず、事業化できないケースは少なくあ...
政策

官民投資が日本の未来を左右する 本当に必要な役割分担とは

日本経済は今、大きな転換点を迎えています。政府は「責任ある積極財政」のもと、2040年度までに370兆円を超える官民投資を進める方針を掲げました。AI、半導体、GX(グリーントランスフォーメーション)、デジタルインフラなど、日本の将来を左右...