経営

投資

ホテル業界で広がるアセットライト経営――タイ最大手マイナーのREIT戦略

観光産業は長く「資産ビジネス」といわれてきました。ホテルを建設し、不動産を保有し、その運営から収益を得るというモデルが基本だったためです。ところが近年、世界のホテル企業では不動産を持たずにブランドと運営に特化する「アセットライト経営」が急速...
経営

従業員向け株式無償交付は企業価値を高めるのか ― ガバナンスと競争力の交差点

企業が従業員に自社株式を無償で交付できる制度を巡り、会社法改正の議論が進んでいます。対象を取締役等から従業員へと広げる方向ですが、議論は簡単ではありません。企業側は人材確保や競争力向上の観点から機動的な制度設計を求めています。一方で、投資家...
税理士

ひとり税理士が提供できる中小企業ガバナンス支援モデル―顧問から“設計者”へ

中小企業のガバナンスは、制度の豪華さではなく、設計の精度で決まります。しかし現実には、経営者は忙しく、社内に専門人材を置く余裕もありません。そこで鍵になるのが、外部専門家の役割です。ひとり税理士は、規模では不利でも、機動力と専門性、そして経...
経営

中小企業にとってのガバナンス設計―「守り」ではなく持続力の仕組み

上場企業の会計不正が報じられると、「あれは大企業の話」と感じる方もいるかもしれません。しかし、ガバナンスの本質は企業規模の問題ではありません。中小企業こそ、経営者の意思決定が企業の命運を左右します。内部統制が弱い、職務分掌が不十分、社長と経...
FP

日本株とM&A期待論――再編は「株高材料」か、それとも試金石か

最高値圏で推移する日本株市場において、改めて注目を集めているのがM&A(合併・買収)です。キャッシュリッチな企業が成長投資としてM&Aを加速させるとの期待が、相場の一因になっています。しかし一方で、海外大型買収が減損損失につながる事例も後を...
経営

暗号資産を担保にした資金調達という第三の選択肢――売らない出口設計

事業承継後に暗号資産を売却する場合、法人税の集中、二段階課税、価格変動リスクなどが顕在化します。そこで浮上するのが、「売らずに活用する」という第三の選択肢です。すなわち、暗号資産を担保に資金を調達するという発想です。本稿では、税務・法務・資...
経営

伴走型専門家は「どこまで」関与すべきか

伴走型専門家という職業像が広がるなかで、避けて通れない問いがあります。それは「どこまで関与するのか」という境界線の問題です。深く関与すればするほど、経営の質は高まりやすくなります。一方で、関与が過度になれば、責任の所在が曖昧になり、依存関係...
経営

伴走型専門家という新しい職業像

大学発スタートアップや中小企業の第二創業など、事業の立ち上げや転換の現場では、単なる助言者ではなく「一緒に走る専門家」が求められています。資金調達、組織設計、税務戦略、ガバナンス、資本政策など、経営の論点は複雑化しています。こうした環境のな...
経営

クロスボーダー案件における税務調査プロセスと対応実務―準備で8割が決まる

クロスボーダー再編や海外子会社を含むM&Aは、税務調査の重点領域です。特に移転価格や無形資産移転を伴う案件では、通常調査よりも専門性の高い対応が求められます。税務調査は「来てから対応するもの」ではありません。実務では、事前準備の質が結果の大...
経営

税務調査事例から見る否認パターン分析―クロスボーダー再編の落とし穴

クロスボーダー再編や海外子会社を含むM&Aが増える中、税務調査の焦点も高度化しています。否認は突然起きるものではありません。多くの場合、共通するパターンがあります。重要なのは「違法かどうか」ではなく、「説明が尽くされているかどうか」です。本...