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SNSは株価を動かすのか――「情報」と「熱狂」が市場を変える時代(情報拡散編)

かつて株式市場を動かしていたのは、決算発表アナリストレポート新聞記事機関投資家でした。しかし現在、市場を動かす情報源は大きく変化しています。いまや、X(旧Twitter)YouTubeTikTokRedditDiscord投資系インフルエン...
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株式市場は“人気投票”なのか――株価と企業価値の不思議な関係(投資哲学編)

株価はなぜ動くのでしょうか。企業の利益でしょうか。将来性でしょうか。それとも投資家の気分でしょうか。株式市場を見ていると、ときに不可解な現象が起こります。赤字企業の株価が急騰する好業績企業なのに売られるAIという言葉だけで株価が上がる分割発...
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株式分割で株価はなぜ上がるのか――市場は何を期待しているのか(市場心理編)

株式分割が発表されると、株価が上昇する場面が少なくありません。本来、株式分割そのものは企業価値を変えるものではありません。1株を10株に分けても、企業の利益も資産も増えないからです。それにもかかわらず、市場では「分割=好材料」と受け止められ...
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株式分割で変わる「株式投資の入口」――令和の証券民主化は実現するのか

日経平均株価が6万円台に到達するなか、日本株市場ではもう一つ大きな変化が起きています。それが「最低投資額の低下」です。かつて日本株は「まとまった資金が必要な世界」でした。しかし現在は、企業による株式分割の増加によって、以前より少額で投資でき...
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日本型福祉国家は「世帯単位」から脱却できるのか― シリーズ総括 ―

給付付き税額控除、年収の壁、第3号被保険者制度、配偶者控除、そして「扶養」という概念。これらは一見すると、それぞれ別々の制度に見えます。しかし、根底には共通する一つの思想があります。それは、日本の税制・社会保障制度が長く「世帯単位」を前提に...
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「扶養」という概念は消えていくのか― 制度哲学編 ―

日本の税制や社会保障制度には、「扶養」という考え方が深く組み込まれています。配偶者控除扶養控除第3号被保険者制度健康保険の扶養認定企業の家族手当など、多くの制度は、「誰かが誰かを支える」ことを前提に設計されています。しかし現在、この「扶養」...
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「年収の壁」は本当に女性を守ってきたのか― 制度検証編 ―

「年収の壁」という言葉は、すでに日本社会の日常用語になっています。103万円、106万円、130万円――。多くの人が、「壁を超えると損をする」という感覚を持っています。特にパートタイムで働く既婚女性にとって、「扶養内で働く」という行動は長年...
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女性就労支援と少子化対策は両立するのか― 政策矛盾編 ―

日本では長年、「女性活躍」と「少子化対策」の両立が政策課題として掲げられてきました。女性の就労を促進し、労働力不足を補いながら、同時に出生率も回復させる。一見すると合理的な政策目標に見えます。しかし実際には、この二つの政策はしばしば衝突しま...
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共働き時代に配偶者控除は必要なのか― 税制再編編 ―

日本の税制には、長年続いてきた象徴的な制度があります。それが「配偶者控除」です。配偶者控除は、専業主婦世帯を中心とした家族モデルを前提に設計されてきました。しかし現在、日本では共働き世帯が主流となり、女性の就労も大きく拡大しています。そのな...
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第3号被保険者制度は維持できるのか― 制度再編編 ―

日本の年金制度には、長く続いてきた大きな特徴があります。それが、会社員や公務員に扶養される配偶者を対象とする「第3号被保険者制度」です。この制度は、専業主婦世帯が標準的だった時代には、家計と社会保障を支える仕組みとして一定の役割を果たしてき...