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高齢化社会と金融包摂――80歳でもリスク商品は許されるのか

物価上昇が続くなか、預金だけでは資産が実質的に目減りしていく状況が続いています。こうした環境のもとで「貯蓄から投資へ」という流れは若年層だけの課題ではなく、高齢者にとっても重要なテーマとなっています。しかし現実には、日本の金融サービスは年齢...
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個人向け国債は本当に安全なのか――資産形成における「安全資産」の意味

個人向け国債の購入が近年増えています。金利上昇によって利回りが改善し、定期預金の代替商品として利用する人も増えています。特にネット証券を通じて、若い世代の資産形成の手段として注目されるようになりました。一般に国債は「安全資産」といわれます。...
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若年層に広がる個人向け国債――金利ある世界と資産形成の変化

日本では長らく超低金利の環境が続いてきました。銀行預金の金利はほぼゼロに近く、安全資産としての国債も資産形成の手段として注目されることはあまりありませんでした。しかし近年、状況が変わりつつあります。金利の上昇に伴い、個人向け国債の利回りが大...
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アフリカに向かう世界の投資資金――資源・人口・デジタルが生む新しい成長構造

世界の投資資金の流れは、長い時間をかけて特定の地域に集中し、やがて次の地域へと移動していきます。2000年代後半から2020年代前半まで、世界の資金は米国市場へと集中していました。IT企業を中心とする高成長やドル高が続き、投資資金の多くが米...
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ホテル業界で広がるアセットライト経営――タイ最大手マイナーのREIT戦略

観光産業は長く「資産ビジネス」といわれてきました。ホテルを建設し、不動産を保有し、その運営から収益を得るというモデルが基本だったためです。ところが近年、世界のホテル企業では不動産を持たずにブランドと運営に特化する「アセットライト経営」が急速...
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金投資は現物かETFか――税制とコストから考える貴金属投資の選び方

物価上昇や地政学リスクの高まりを背景に、金(ゴールド)への関心が高まっています。金は古くから「安全資産」と呼ばれ、株式市場が不安定な局面やインフレ局面で資金が流入する資産として知られています。実際、近年は中東情勢の緊張や世界的なインフレを背...
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人民元は第三極になれるか――分断時代の通貨戦略を読む

ドル一極体制の揺らぎ、ユーロの相対的な存在感の上昇。国際通貨体制はゆっくりと多極化へ向かっている可能性があります。そうしたなかで必ず浮上する問いが、「人民元は第三極になれるのか」という問題です。中国は世界第2位の経済規模を持ち、貿易総額では...
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ユーロは基軸通貨になり得るのか――ドル一極体制のゆらぎを読む

米国債からの資金分散が進み、欧州債券市場への資金流入が目立っています。ドル資産への集中リスクを見直す動きが広がるなかで、「ユーロは基軸通貨になり得るのか」という問いが改めて浮上しています。国際金融の歴史は、基軸通貨の交代の歴史でもありました...
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米国離れと欧州債市場の再評価――資金循環の転換点を読む

2026年、ユーロ圏の国債発行額が過去最高水準に達する見通しとなっています。本来であれば、大規模な発行拡大は利回り上昇圧力を招きやすい局面です。しかし足元では市場は安定的に消化しており、需給は均衡を保っています。背景には、拡張財政へと舵を切...
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DXで再定義される証券取引所の役割――分散型市場は東証を代替するのか

デジタルトランスフォーメーション(DX)が金融インフラを根底から変えようとしています。証券取引も例外ではありません。ブロックチェーン技術やセキュリティートークン、ステーブルコイン、人工知能(AI)といった技術革新は、単なる業務効率化の域を超...