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経営

クロスボーダー上場と税務論点―日本市場を選ぶときに何が変わるのか

アジアの新興企業が日本市場での上場を検討する動きが広がっています。東京証券取引所による支援策も後押ししていますが、制度面で避けて通れないのが税務論点です。クロスボーダー上場は、単なる市場選択ではありません。法人税、株主課税、組織再編税制、源...
経営

アジア新興企業が日本上場を選ぶ理由―東京市場の再定義

日本での新規株式公開(IPO)を検討するアジアの新興企業が増えています。東京証券取引所による積極的な誘致策に加え、日本企業のアジア投資拡大も背景にあります。これは単なる「上場場所の選択肢」の話ではありません。日本の資本市場が、アジアの成長資...
税理士

地方財政の硬直化はどこへ向かうのか―「削れぬ経費」増加の構造を読む

地方財政の硬直化が加速しています。2026年度の都道府県当初予算案では、人件費や扶助費などの義務的経費が前年度から約1.1兆円増加しました。一方で地方税収の増加は約9000億円にとどまり、固定費の伸びを補えない構造が明確になっています。税収...
政策

給付付き税額控除は実現するのか――消費税ゼロとの同時議論をどう読むか

社会保障国民会議が発足し、給付付き税額控除と食料品消費税ゼロが同時並行で議論されることになりました。表面上は「中低所得層の負担軽減」が掲げられていますが、制度の射程はそれにとどまりません。本稿では、①なぜ今この議論が再浮上したのか、②消費税...
FP

関税還付請求権の売買は何を意味するのか――権利の証券化と国家財政リスク

米国で違憲と判断された関税の還付を巡り、企業が還付金を受け取る「権利」を割引価格で売却する取引が広がっています。本来は税の過誤納に対する是正措置である還付が、市場で売買される金融商品に近い姿へと変わりつつあります。本稿では、この動きを「税の...
効率化

SaaSは本当に「終わる」のか――AI時代の再定義と企業価値の行方

生成AIの進化をきっかけに、SaaS企業の株価が急落する場面がみられました。「SaaSの死」という刺激的な言葉も飛び交っています。しかし本当に、SaaSというビジネスモデルそのものが終わるのでしょうか。本稿では、日米VCの見解を手がかりに、...
人生100年時代

外国人とともに設計する成長社会――人口減少時代の共生戦略を考える

日本は明確に人口減少社会へと移行しています。少子化対策や女性・高齢者の労働参加拡大は重要な政策課題ですが、それだけでは将来の労働力を補えないことが各種試算で示されています。こうした中、政府は成長戦略の柱として人工知能(AI)、半導体、造船、...
FP

AI時代、日本型雇用は本当に不利なのか

AIが雇用を奪うという議論は、もはや未来予測ではなく現実の話題になっています。特に米国では、生成AIの普及により若手エンジニアの採用抑制や解雇が話題となり、「ホワイトカラーの代替」が現実味を帯びています。一方で、日本は慢性的な人手不足社会で...
FP

銅は「新しい石油」なのか ― AI時代の戦略物資を読む

銅価格が最高値圏で推移しています。足元では在庫が積み上がり、統計上は余剰が確認されているにもかかわらず、価格は高止まりしています。背景にあるのは、人工知能(AI)インフラ、再生可能エネルギー、電気自動車(EV)、防衛産業といった新産業の拡大...
人生100年時代

コーヒーがつなぐ介護予防――「社会参加」という処方箋

高齢化が進むなかで、介護予防は医療や福祉だけの課題ではなく、地域全体のテーマになっています。体操教室や健康講座といった従来型の取り組みに加え、最近では「趣味」や「楽しみ」を入口にした新しいアプローチが広がっています。大阪府枚方市で始まった高...