2026-05

税理士

所得税⑨ 所得控除(課税所得をどう減らすか)

所得税の計算において、所得金額を求めた後に重要となるのが「所得控除」です。所得控除は、納税者の生活状況や個別事情を反映し、課税の公平を実現するための仕組みです。第9回では、所得控除の基本構造とその本質を整理します。所得控除とは何か(課税所得...
税理士

所得税⑧ 損益通算と損失の繰越控除(赤字の扱い)

所得税は、原則として1年間の所得を合計して課税する仕組みですが、その過程では「赤字」の扱いが重要な意味を持ちます。第8回では、損益通算と損失の繰越控除という2つの制度を通じて、所得税における赤字の考え方と実務上のポイントを整理します。損益通...
税理士

所得税⑦ 所得金額の計算(収入−必要経費の本質)

所得税の計算は、「収入から必要経費を差し引く」というシンプルな構造に見えます。しかし実務では、「何が収入か」「いつ収入とするか」「どこまでが必要経費か」という判断が税額を大きく左右します。第7回では、所得金額計算の本質と、実務上重要な判断ポ...
税理士

所得税⑥ 所得の種類②(事業・給与・不動産)

所得税法では、所得を10種類に分類し、それぞれ異なる計算方法や課税ルールを定めています。第6回では、その中でも日常生活や実務に最も関係が深い「事業所得」「給与所得」「不動産所得」を取り上げ、それぞれの特徴と判断のポイントを整理します。事業所...
税理士

所得税⑤ 所得の種類①(金融・投資系)

所得税法では、所得を10種類に分類し、それぞれに応じた課税方法を定めています。第5回では、その中でも金融資産や投資活動に関係する所得に焦点を当て、利子所得・配当所得・譲渡所得の仕組みと実務上のポイントを整理します。金融所得の位置づけ(なぜ区...
税理士

所得税④ 納税義務者と課税範囲(居住者・非居住者)

所得税は「誰に」「どこまで」課税するのかという点で、その適用範囲が決まります。第4回では、納税義務者の区分と課税される所得の範囲を整理し、所得税の適用範囲の基本構造を理解します。納税義務者とは誰か所得税は、原則として個人に対して課税されます...
税理士

所得税③ 非課税所得の考え方(なぜ課税しないのか)

所得税は、原則として個人の1年間のすべての所得に課税する仕組みです。しかし実際には、一定の所得については課税の対象から除外されています。これが非課税所得です。第3回では、非課税所得の具体例を単に列挙するのではなく、「なぜ課税しないのか」とい...
税理士

所得税② 所得とは何か(課税対象の本質)

所得税を理解するうえで最も重要な出発点は、「そもそも所得とは何か」という点です。税額計算や控除の前提となるこの概念を正しく押さえなければ、個別論点を理解しても全体像はつながりません。第2回では、所得の本質と所得税法上の考え方を整理します。所...
税理士

所得税① 所得税とは何か(全体像と仕組み)

所得税は、多くの人にとって最も身近でありながら、その全体像を体系的に理解する機会は意外と少ない税目です。本シリーズでは、所得税の仕組みを基礎から順を追って整理し、最終的には税額計算や実務判断まで見通せる状態を目指します。第1回では、その出発...
税理士

税法の全体像をつかむシリーズ⑫ 税とは結局何なのか―制度の本質とこれからの向き合い方

本シリーズでは、税の本質から始まり、根拠、負担配分、歴史、機能、制度構造、個別税目、国際課税、税務行政までを段階的に整理してきました。最終回では、これらを踏まえ、「税とは何なのか」という問いに対して一つの整理を行い、今後どのように税と向き合...