2026-05

FP

マンション漏水は「古い建物の問題」だけではない ― 築浅マンションで増える配管リスクと修繕費高騰

マンションの資産価値を考えるうえで、多くの人は立地や築年数、管理状態を重視します。しかし近年、マンション管理の現場で深刻化しているのが「給排水管の漏水問題」です。従来、漏水トラブルは築30~40年以上の老朽マンションで起きる問題と考えられて...
人生100年時代

「歩いて暮らせる街」は本当に幸福なのか(生活価値編)

「駅まで歩ける」「スーパーが近い」「病院が徒歩圏内」――。近年、不動産広告や都市政策で「歩いて暮らせる街」という言葉をよく見かけるようになりました。背景には、高齢化車社会の限界環境問題健康志向コンパクトシティ政策などがあります。実際、徒歩圏...
人生100年時代

“駅前”はなぜ再評価されているのか(都市回帰編)

かつて日本では、「郊外に家を持つこと」が豊かさの象徴でした。広い住宅、駐車場付きの暮らし、ショッピングセンターへの車移動――。高度成長期以降、日本の都市は「自動車で広がる社会」を前提に発展してきました。しかし近年、再び「駅前」が注目されてい...
人生100年時代

「15分都市」は日本で実現できるのか(都市設計編)

「徒歩15分以内で生活が完結する街」。近年、世界の都市政策で注目されているのが「15分都市」という考え方です。仕事、買い物、医療、教育、公園――。生活に必要な機能を自宅近くに集約し、自動車に依存しない都市を目指す構想です。背景には、気候変動...
FP

「移動格差」は新しい貧困になるのか(社会インフラ編)

「買い物に行けない」「病院に通えない」「仕事を辞めざるを得ない」――。現代社会では、移動できないこと自体が生活困難につながり始めています。かつて「貧困」は、所得や住居、食料不足として語られることが中心でした。しかし人口減少と高齢化が進む日本...
FP

電動キックボードと自転車はどう共存するのか(新モビリティ編)

都市の風景が変わり始めています。かつて「自転車」が担っていた近距離移動の領域に、近年は電動キックボードが急速に入り込んできました。駅から職場までの短距離移動、観光地の回遊、ラストワンマイル配送――。都市生活の中で「小型モビリティ」の需要は拡...
FP

自転車事故で人生は変わるのか――「個人賠償責任保険」を考える

自転車は身近で便利な移動手段です。健康志向や物価高を背景に利用者は増えていますが、その一方で事故リスクも社会問題化しています。2026年4月には、自転車の交通違反に対する「青切符制度」が始まりました。背景には、自転車と歩行者の事故増加があり...
経営

「人的資本経営」は本物か建前か ― “人を大切にする経営”は日本企業を変えるのか

近年、「人的資本経営」という言葉を目にする機会が急速に増えています。上場企業では人的資本情報の開示が広がり、女性管理職比率エンゲージメント人材育成投資離職率リスキリングなどが経営指標として語られるようになりました。背景には、「企業価値の源泉...
経営

「利益最大化」は本当に企業の目的なのか ― 資本主義が直面する企業哲学の転換

企業は何のために存在するのでしょうか。経済学では長らく、「企業の目的は利益最大化である」と説明されてきました。利益を追求し、効率的に経営し、株主価値を高めることが企業の使命である――。この考え方は、20世紀後半の資本主義を支える中心思想とな...
会計

「良い赤字企業」と「危険な黒字企業」の違い ― 成長企業分析で見落とされる本当のリスク

企業分析では、「黒字企業は安全」「赤字企業は危険」と考えられがちです。しかし、実際の株式市場では、赤字でも高く評価される企業がある一方で、黒字なのに株価が低迷し続ける企業も少なくありません。特に近年は、AI・半導体・SaaS(クラウドサービ...