2026-04

FP

クロスオーバー投信は日本で定着するのか――制度と市場の壁

未上場株を含む投資信託、いわゆるクロスオーバー投信は、日本でも制度整備が進みつつあります。今回のルール緩和は、その普及を後押しする動きといえます。しかし、制度が整えば自動的に市場が広がるわけではありません。実際には、制度面だけでなく市場構造...
FP

公募投信に未上場株を組み入れる時代へ――ルール緩和の意味と投資構造の変化

個人向けの投資信託が、新たな局面を迎えようとしています。未上場株の組み入れに関するルールが緩和され、スタートアップへの資金供給がこれまで以上に進む可能性が出てきました。従来、未上場株はリスクや流動性の問題から厳しく制限されてきました。しかし...
FP

通貨の未来はどうなるのか 分散時代における価値の基準の再構築

これまで本シリーズでは、金、ドル、円、そして資産配分という視点から、通貨を取り巻く環境の変化を整理してきました。そこで見えてきたのは、単なる為替の問題ではなく、通貨そのもののあり方が変わりつつあるという事実です。本稿では、その全体像を整理し...
FP

通貨分散時代の資産配分はどう考えるべきか 役割から組み立てる実務判断

ドルの地位が揺らぎ、円の弱さが意識され、金の存在感が高まる時代に入っています。こうした環境では、従来のように「安全資産はこれ」と単純に決めることが難しくなっています。では、個人はどのように資産配分を考えればよいのでしょうか。本稿では、比率論...
FP

円はなぜ弱くなったのか 構造から読み解く日本通貨の現在地

近年、円安が常態化し、「円は弱い通貨になった」との認識が広がっています。しかし、この現象は単なる為替変動ではなく、日本経済の構造変化を反映したものです。本稿では、円安の背景を短期要因ではなく構造的な視点から整理します。為替は価格ではなく「構...
FP

ドルは本当に基軸通貨であり続けるのか 歴史と構造から読み解く通貨の本質

世界の金融市場において、米ドルは依然として圧倒的な存在感を持っています。しかし近年、その地位に揺らぎが生じているとの指摘も増えています。では、ドルは今後も基軸通貨であり続けるのでしょうか。本稿では、その歴史的背景と構造から検討します。基軸通...
FP

金は通貨を超えるのか ドル体制の揺らぎと資産の再定義

世界の金融市場では、金の存在感が改めて高まっています。背景にあるのは、単なる価格上昇ではなく、通貨そのものへの信認の揺らぎです。ドルが依然として基軸通貨である一方で、その絶対性に疑問が生じつつある現在、金はどのような役割を担うのでしょうか。...
会計

不正リスクとどう向き合うべきか 実務における意思決定フレーム

企業不正は、特定の企業や個人に限った例外的な問題ではありません。循環取引のような不正は、どの企業にも起こり得る構造的なリスクとして存在しています。これまでのシリーズでは、不正の手口、見抜き方、止まらない理由、責任の所在といった観点から整理し...
会計

不正は誰の責任か 現場・管理職・取締役の責任構造を分解する

企業不正が発覚した際、必ず問われるのが「誰の責任か」という問題です。しかし実務上、この問いに単純な答えは存在しません。KDDIグループの事案のように、不正が長期間かつ組織的に継続している場合、責任は特定の個人に限定されるものではなく、複数の...
会計

循環取引はなぜ止まらないのか 組織心理とガバナンスの構造分析

循環取引は、企業不正の中でも繰り返し発生する典型的な手法です。制度や監査が高度化しているにもかかわらず、なぜ同様の不正が後を絶たないのでしょうか。KDDIグループの事案においても、不正は長期間継続し、規模も拡大しました。本稿では、その背景に...