決算・確定申告

会計

第5回 ガバナンス改革と役員報酬 ― 報酬委員会の役割

日本企業のガバナンス改革が進むなか、役員報酬の決定プロセスが大きく変わりつつあります。従来は社長を中心とした経営陣が報酬を決めるケースが一般的でしたが、今では「報酬委員会」を設置し、独立社外取締役が中心となって審議する仕組みが急速に広がって...
会計

第4回 ストックオプションとRSU ― 株式報酬の最新トレンド

企業のガバナンス改革が進む中で、役員報酬の世界では「株式報酬」が急速に広がっています。従来の日本企業は賞与などの短期インセンティブが中心でしたが、近年は米国型のストックオプション(SO)や譲渡制限付株式(RSU)を採用する企業が増え、役員と...
会計

第3回 ROE・EPS連動型との違い ― 指標ごとの特徴と注意点

役員報酬における業績指標は、企業の経営姿勢を映す「鏡」のような存在です。従来はROE(自己資本利益率)やEPS(一株当たり利益)が広く使われてきましたが、近年はROIC(投下資本利益率)へと重心が移りつつあります。企業にとって指標選びは「経...
会計

第2回 ROIC連動報酬が増える理由 ― 資本効率を軸にした経営へ

近年、役員報酬の評価指標として「ROIC(投下資本利益率)」を採用する企業が増加しています。従来は売上高や営業利益を基準として報酬を決める企業が一般的でしたが、2025年時点では日経平均株価採用企業の約14%が短期の変動報酬にROICを導入...
会計

第1回 役員報酬とは何か ― 基本の仕組みと日本の現状

企業のガバナンス改革が注目されるなか、役員報酬の在り方が大きく変わりつつあります。従来は年功的・固定的な報酬体系が一般的でしたが、近年は業績や株価に連動し、企業価値の向上に結びつく仕組みへと進化しています。しかし「役員報酬」とは何か、一般の...
会計

コンビニ経営は「売上重視」から「利益重視」へ ー本部の会計刷新がもたらす新しい店舗運営モデル 

コンビニ業界で、店舗運営のあり方が大きく変わりつつあります。水道光熱費や人件費の上昇が続くなか、売上を増やすだけでは収益を確保しにくい構造が鮮明になりました。こうした状況を踏まえ、ファミリーマートをはじめ大手3社は「売上重視」から「利益重視...
会計

外貨建て取引の会計・税務整理 中小企業・個人事業主の実務ポイント

海外取引の増加や外貨建て金融商品の普及により、日々の会計処理や決算で「外貨建て取引」を扱うケースが中小企業や個人事業主でも増えてきました。輸出入、海外サービスの購入、クラウドツールのドル請求、外貨建てMMF・外国株式など、外貨が関わる取引は...
FP

法人保険と節税の正しい知識(総集編)

「保険で節税できる」といった言葉を耳にする経営者は少なくありません。しかし、法人契約の生命保険は税制改正を経て、いまや単純な節税手段ではなくなっています。とはいえ、正しい目的と仕組みを理解すれば、法人保険は経営の安定や退職金準備などに有効な...
FP

税務調査で問題になりやすい論点と正しい運用法

法人保険は、経営の安定や退職金準備などに有効な手段ですが、使い方を誤ると税務調査で指摘を受けるリスクが高い分野でもあります。特に、契約目的・受取人設定・会計処理などに不備があると、「節税目的」と判断され、損金否認や追徴課税に発展することがあ...
FP

経営者死亡・退職時の保険金活用(退職金・弔慰金との関係)

法人保険の大きな目的のひとつが、経営者の死亡や退職に備えた資金の準備です。経営者が亡くなったときの弔慰金や、退職時の退職金を会社がどのように支払うかは、経営上も税務上も重要な問題です。法人契約の保険を適切に活用すれば、これらの支払いに必要な...