決算・確定申告

税理士

個人事業主のための記帳・帳簿管理と電子保存の実務(確定申告・税制改正ナビ 第16回)

個人事業主にとって、日々の記帳と帳簿管理は確定申告の基礎です。特に青色申告特別控除(最大65万円)を受けるには、正しい帳簿づけと証憑の保存が欠かせません。さらに、電子帳簿保存法の改正により、2024年から電子データの保存が完全義務化され、紙...
税理士

フリーランスのための消費税申告と免税・簡易課税の選択(確定申告・税制改正ナビ 第15回)

インボイス制度の導入をきっかけに、フリーランスや個人事業主にとって「消費税」は避けて通れないテーマとなりました。これまで免税事業者だった人も、取引先の要請や売上拡大によって課税事業者への転換を検討するケースが増えています。その際に重要になる...
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インボイス制度と個人事業主の確定申告 ― 消費税対応の実務(確定申告・税制改正ナビ 第14回)

2023年10月に導入された「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」は、個人事業主やフリーランスにとっても大きな転換点となりました。消費税の課税事業者・免税事業者の区分だけでなく、請求書の形式や帳簿の保存方法が変わり、確定申告にも直接関係...
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確定申告とマイナポータル連携 ― 控除証明書自動取得の実務(確定申告・税制改正ナビ 第13回)

電子申告(e-Tax)の普及とともに、確定申告の仕組みはここ数年で大きく変化しました。その中心にあるのが「マイナポータル連携」です。従来は紙で添付していた生命保険料控除証明書や医療費通知書などを、マイナポータル経由で自動取得・自動入力できる...
税理士

個人事業主の節税と資金繰り ― 確定申告後に考える経営改善策(確定申告・税制改正ナビ 第12回)

確定申告を終えたこの時期は、「次の1年をどう経営するか」を見直す絶好のタイミングです。収支が明確になった今こそ、節税と資金繰りの両立を意識することで、事業の安定性を高めることができます。単に「経費を増やす節税」ではなく、将来の成長につながる...
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確定申告後にやるべきこと ― 還付金・住民税・記帳整理の実務(確定申告・税制改正ナビ 第11回)

確定申告書を提出して「やっと終わった」と感じる人は多いでしょう。しかし、実は確定申告が終わってからが次の年度のスタートです。還付金の受け取り、住民税・国民健康保険料への反映、記帳データの整理など、「申告後にやるべきこと」をきちんと押さえるこ...
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確定申告書の作成手順と電子申告(e-Tax)完全ガイド ― はじめての人でも迷わない申告の流れ(確定申告・税制改正ナビ 第10回)

毎年2月中旬から3月中旬にかけて行われる「確定申告」。個人事業主やフリーランスだけでなく、副業収入がある会社員や医療費控除を受ける人など、対象は幅広くなっています。一方で、提出方法が紙から電子申告(e-Tax)へと急速に移行しており、初めて...
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青色申告特別控除と電子帳簿保存法対応の実務 ― フリーランス・個人事業主の実務ポイント(確定申告・税制改正ナビ 第9回)

個人事業主やフリーランスにとって、青色申告特別控除は最も重要な節税制度の一つです。正しく帳簿を作成し、期限内に確定申告を行えば、最高で65万円の所得控除を受けられます。さらに、2020年以降の税制改正では、電子申告(e-Tax)や電子帳簿保...
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小規模企業共済・iDeCoの控除と確定申告の実務 ― 自営業者・フリーランスの老後資金対策(確定申告・税制改正ナビ 第8回)

自営業者やフリーランスにとって、将来の老後資金づくりと税負担軽減を両立できる代表的な制度が「小規模企業共済」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。どちらも掛金が全額所得控除の対象となり、節税効果が非常に高い仕組みです。一方で、控除申告...
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住宅ローン控除の仕組みと確定申告の実務対応 ― 初年度申告と電子化のポイント(確定申告・税制改正ナビ 第7回)

マイホームを購入した人が必ず検討すべき税制優遇が「住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)」です。年末のローン残高に応じて所得税や住民税から一定額が控除される制度で、家計への影響は非常に大きいものです。ただし、控除を受けるには初年度に確定申告...