人生100年時代

FP

NISAを老後資金にどう使うか――新旧制度の整理と注意点

前回は、50代・60代からの資産運用において、リスクをどう管理するかという考え方を整理しました。その流れで、実務的に避けて通れないのが、少額投資非課税制度の活用です。NISAは投資のための制度というイメージが強いかもしれませんが、老後資金と...
FP

50代・60代からの資産運用――リスクとどう向き合うか

インフレが続く環境では、老後資金を現金や預貯金だけで持つことにもリスクがあることを、前回確認しました。一方で、50代・60代になると「いまから投資を始めるのは不安だ」「もうリスクは取りたくない」と感じる人も多いのではないでしょうか。老後が近...
FP

インフレ時代に現金は目減りする――実質価値で考える老後資金

老後資金について考える際、多くの人がまず気にするのは「いくらあるか」という金額です。しかし、これからの時代により重要になるのは、「そのお金にどれだけの価値があるか」という視点です。近年、物価の上昇が家計に与える影響は無視できなくなっています...
FP

老後資金は三つに分けて考える――資産の役割別整理法

前回までで、老後資金を考えるための第一歩として、金融資産の棚卸しを行いました。すべての資産を一覧にすると、合計額は把握できても、「このお金を老後でどう使うのか」「どこまで減っても大丈夫なのか」といった点は、まだ見えにくいかもしれません。そこ...
FP

老後資金の棚卸し実践編――見落としがちな資産と整理のコツ

前回は、老後資金を考える第一歩として、金融資産の棚卸しの重要性を確認しました。しかし、棚卸しが大切だと分かっていても、何から手をつければよいのか分からず、結局後回しになってしまう人も多いのではないでしょうか。第二回では、老後資金の棚卸しを実...
FP

老後資金は年末に点検する――資産の棚卸しが出発点

老後資金に対する不安は、多くの場合「足りるかどうか分からない」という漠然とした感覚から生まれます。定年が視野に入る50代以降は、老後に向けた資産形成の最終局面とも言える時期です。しかし、忙しさに追われる中で、自分がいまどれだけの金融資産を持...
FP

賃金制度と働き方の変化 「生活を保障する」賃金制度はなぜ揺らいでいるのか

日本企業の賃金制度は、長い間「生活を保障する」ことを大きな目的として設計されてきました。年功的に賃金が上がり、多少の配置転換があっても生活水準が急激に変わらない。この仕組みは、戦後日本の安定成長を支え、多くの人に安心感をもたらしてきました。...
FP

EV補助金40万円増は前進か後退か――補助と課税が同時に動く政策の違和感

政府は2026年1月から、電気自動車(EV)などエコカー向け補助金を見直します。EVの補助上限は40万円増え、最大130万円となる一方、燃料電池車(FCV)は大幅に減額されます。一見するとEV普及を後押しする政策に見えますが、同時に「EVへ...
FP

中古住宅を選ぶときに見落としてはいけないポイント―価格高騰時代の「安全性」と「納得感」のチェックリスト―

住宅価格の高騰が続くなか、新築ではなく中古住宅を検討する人が増えています。特に都市部では、新築マンションの価格が大きく上昇し、中古物件であっても高値圏での取引が常態化しています。中古住宅は価格面での選択肢が広がる一方で、建物の状態や管理状況...
FP

スタートアップ政策はなぜ成果が見えにくいのか――曖昧な定義が生む「エビデンス不全」の問題

政府は2022年に「スタートアップ育成5か年計画」を打ち出し、資金調達額や企業数について野心的な数値目標を掲げました。スタートアップを成長戦略の中核に据える姿勢は明確ですが、近年、その政策効果が見えにくいという指摘が相次いでいます。背景にあ...