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FP

診療報酬3%改定と高額療養費見直しが示す医療財政の現実

2026年度の診療報酬改定は、医療従事者の人件費などに充てられる本体部分が3.09%引き上げられ、全体でも2.22%のプラス改定となりました。診療報酬の本体が3%を超えるのは約30年ぶりです。一方で、同時に議論されてきた高額療養費制度の見直...
FP

マンション建て替え・改修を後押しする税優遇の見直し― 2026年4月、「40平方メートル以上」への要件緩和が意味するもの ―

老朽化が進む分譲マンションの再生は、これからの日本社会にとって避けて通れない課題です。築40年を超えるマンションが急増する一方で、区分所有者の高齢化や資金負担の問題により、建て替えや大規模改修が進みにくい現実があります。こうした状況を受け、...
効率化

2026年、日本経済はAI投資で生き残れるのか――マネーが日本に突きつける静かな決断

2025年、日本の株式市場は歴史的な局面を迎えました。生産性の国際順位が低迷する一方で、日経平均株価は未踏の水準に達し、海外マネーは日本株を大量に買い越しました。この「実体経済と株価の乖離」は、偶然ではありません。世界の投資家は、日本に対し...
FP

中古住宅の選び方 見落とされがちな「修繕費」と資金計画の考え方

中古住宅の購入を検討する際、多くの人がまず気にするのは「購入価格」や「立地」、「間取り」です。しかし、実際の暮らしが始まってから家計に大きな影響を与えるのは、購入後に発生する修繕費です。特に築年数が進んだ住宅では、修繕は避けて通れません。戸...
FP

仮想通貨の投資熱は逆回転するのか――企業によるビットコイン投資ブームの転換点

ここ数年、ビットコインをはじめとする暗号資産は、個人投資家だけでなく企業の投資対象としても存在感を高めてきました。特に米国では、事業会社が自社資金や社債発行によってまで仮想通貨を保有し、その結果として株価が急上昇する現象が注目されてきました...
FP

金・銀・銅がそろって最高値を更新する意味― 実物資産に向かうマネーの背景を整理する ―

2025年末にかけて、世界の商品市場で金・銀・銅の価格がそろって最高値を更新しています。とりわけ金と銀といった貴金属、そして産業金属の代表格である銅が同時に上昇する動きは、相場環境の大きな変化を示しています。今回の価格上昇は、単なる投機的な...
効率化

AI投資が失敗する典型パターンと回避策― 「導入したのに使われない」を防ぐために ―

AIやフィジカルAIへの投資は、国の基本計画や補助金政策も後押しし、今後ますます広がっていきます。一方で、現場では「導入したが成果が出ない」「想定より負担が重い」といった声も少なくありません。AI投資は、技術的に失敗するというより、進め方を...
効率化

AI・フィジカルAI投資をどう資金繰り計画に落とすか― 設備投資を「点」で終わらせないために ―

AIやフィジカルAIへの投資は、これまでの設備投資とは性質が異なります。単に機械やシステムを購入するだけでなく、導入後の運用、改善、保守を前提とした「継続的な投資」になるからです。そのため、投資判断と同時に、資金繰り計画への落とし込みが不可...
効率化

フィジカルAI時代の設備投資減税・補助金の考え方― 「買えば得」から「使い切れるか」へ ―

政府がAI基本計画で打ち出した「フィジカルAI」は、製造業やインフラ分野を中心に、設備投資のあり方そのものを変えつつあります。これに伴い、設備投資減税や補助金の活用も、従来とは異なる視点が求められるようになりました。これまでの設備投資支援は...
効率化

フィジカルAIは士業・中小企業にどう波及するか― 製造業だけの話では終わらない ―

政府のAI基本計画では、日本の勝ち筋として「フィジカルAI」が明確に位置づけられました。ロボットや機械を自律的に制御するAIは、製造業やインフラ分野の技術として語られることが多く、士業や中小企業には縁遠い存在に見えるかもしれません。しかし、...