人生100年時代

「男の家事力」はなぜ経済問題なのか(少子化・労働力編)

少子高齢化が進む日本では、労働力不足が深刻な課題となっています。これまで政府は女性、高齢者、外国人の労働参加を促す政策を進めてきました。しかし、その一方で、家庭内の役割分担は高度成長期型のまま大きく変わっていないという指摘があります。東京大...
FP

ふるさと納税は“第二住民税”になるのか(税制再編編)

ふるさと納税は、当初「地方を応援する制度」として始まりました。しかし制度開始から時間が経つにつれ、その性格は少しずつ変わっています。返礼品競争地域PR通販化仲介サイト依存こうした側面ばかりが注目されることも増えました。一方で近年、制度の本質...
FP

二地域居住は“新しい納税者”を生むのか(税制編)

近年、「二地域居住」という言葉を耳にする機会が増えています。都市に住みながら地方にも拠点を持つ。平日は都市で働き、週末は地方で過ごす。完全移住ではなく、複数地域と関わりながら暮らす。こうした生活スタイルは、リモートワーク普及や価値観変化によ...
FP

「デジタル住民」は本当に定着するのか(自治制度編)

人口減少が進む日本で、「住民」という概念そのものが変わり始めています。従来、自治体は「そこに住んでいる人」を前提に成立してきました。住民票を持ち、住民税を納め、行政サービスを受ける。それが地方自治の基本構造でした。しかし近年、「関係人口」や...
FP

地方は“会員制コミュニティ”化するのか(地域経済編)

人口減少社会の中で、地方のあり方が大きく変わり始めています。これまでの地方経済は、住民観光客地元企業を中心に成り立っていました。しかし現在、多くの地域では人口減少と高齢化が進み、「住民だけ」で地域を維持することが難しくなっています。その中で...
FP

「ふるさと」は“住む場所”から“関わる場所”へ変わるのか ふるさと住民登録制度と関係人口の時代

地方創生政策の中で近年よく使われる言葉に「関係人口」があります。移住者でもなく、単なる観光客でもない。定期的に地域へ通い、地域活動に参加し、地域との接点を持ち続ける人々を指す概念です。2026年度から始まる「ふるさと住民登録制度」は、この関...
政策

「負担を語れない政治」は持続可能なのか ――“給付競争”時代の民主主義を考える(民主主義編)

近年の日本政治では、「負担増」を正面から語る政治家が急速に減っています。選挙で掲げられるのは、減税現金給付電気・ガス補助社会保険料軽減教育無償化など、「負担を減らす政策」が中心です。もちろん、物価高や実質賃金低迷のなかで生活支援は必要です。...
税理士

社会保障改革はなぜ「減税」から始まるのか ――3度目の国民会議が映す日本政治の変化(制度改革編)

物価高と社会保険料負担の重さが家計を圧迫するなか、高市政権は「社会保障国民会議」を立ち上げ、食品の消費税ゼロや給付付き税額控除の導入を議論しています。社会保障をめぐって「国民会議」という枠組みが使われるのは今回で3度目です。しかし、過去2回...
効率化

“国産AI”は本当に必要なのか(技術主権編)

生成AIの急速な進化によって、世界は「AI競争時代」に入りました。米国ではOpenAI、Anthropic、Google、Metaなど巨大企業が先行し、中国でも国家主導でAI開発が加速しています。一方、日本では「国産AIは必要なのか」という...
効率化

“クラウド停止”は国家危機になるのか(デジタル主権編)

かつて国家インフラといえば、電力水道鉄道通信金融でした。しかし現在、もう一つの巨大インフラが加わっています。それが「クラウド」です。多くの人はクラウドを、「データ保存場所」や「企業向けITサービス」と考えているかもしれません。ですが実際には...