政策

FP

仮想通貨に20%分離課税へ:税制改正の狙いと個人投資家への影響

政府・与党が、暗号資産(仮想通貨)取引の課税方式を大きく転換する方向で調整に入りました。これまで仮想通貨の利益は給与所得や事業所得と合算される「総合課税」が適用され、最大55%の税率が課されてきました。税率の高さから「売りたくても売れない状...
政策

年金インデクセーションの「機能不全」が残した課題

2004年改革によって、日本の公的年金制度は「人口構成の変化を自動的に調整に反映させる」方向へ大きく転換しました。賦課方式を基盤としたうえで、賃金・物価・人口のインデクセーション(調整)を組み合わせた多層的な仕組みは、制度全体の持続性を高め...
FP

働き方改革の現在地 量から質へ、働き方はどこまで変わったのか

2019年に働き方改革関連法が施行されてから、企業や働く人たちを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。少子高齢化による労働力不足、働き手の価値観の多様化、長時間労働を背景にした過労死問題など、従来の「昭和型の働き方」が抱えていた課題が顕在...
政策

「マイナ保険証」12月2日から利用原則化 重複投薬防止へ一歩進む医療DX

2025年12月2日より、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」が原則化されます。従来の紙やプラスチックの保険証は12月1日に有効期限を迎えますが、厚生労働省は2026年3月末まで暫定的な利用を認めています。今回の原則...
政策

減税ポピュリズムの未来

近年、先進国を中心に「減税」を軸としたポピュリズム的政策が広がりつつあります。家賃の凍結、保育の無償化、市営スーパーマーケットの創設など、耳触りの良い政策が若い世代を中心に強い支持を集めています。日本でも2025年の参院選を機に、減税や社会...
政策

社会保障改革は「民主社会を守る基盤」 持続可能な制度の条件と、これからの改革の方向性

日本の社会保障制度は、医療・介護・年金を通じて国民の生活を支え続けてきました。しかし急速な少子高齢化により、制度の持続可能性への不安がかつてなく高まっています。特に「現役世代の負担増」ばかりが注目され、社会保障が本来持つ役割や価値が見失われ...
政策

防衛費2%と「新技術立国」 科学技術・安全保障・成長投資の交差点

2025年度補正予算では、防衛費と成長投資が大きく取り上げられました。防衛関連費は補正で1兆円超を積み増し、科学技術政策は「安全保障との連携」を明確に打ち出しています。本記事では、大型補正のもう一つの側面として、防衛費GDP比2%達成の“算...
政策

財政の持続可能性と市場の視線 大型補正で何が変わるのか

2025年度補正予算(総額18兆3034億円)は、物価高対策や成長投資などを含む大型の内容となりました。しかしその一方で、市場からは「財政の信認」を問う声が強まっています。今回の記事では、大型補正が財政・市場に与える影響を中心に、次の2つの...
FP

超省エネ住宅の補助額が引き下げへ 1戸あたり160万円→110万円、それでも対象は倍増する理由

省エネ住宅の普及を後押しする補助制度が2026年度に大きく見直されます。今回国土交通省と環境省が発表したのは、断熱性能・太陽光設備などを備える「超省エネ住宅」への補助額を、1戸あたり160万円から110万円に引き下げるという内容です。一方で...
政策

2025年度補正予算18.3兆円とは何か 高市政権の「責任ある積極財政」を読み解く

政府は2025年11月28日、総額18兆3034億円にのぼる2025年度補正予算案を閣議決定しました。物価高対策や成長投資、防衛力強化など幅広い政策に財源を振り向ける内容で、新型コロナ禍以降では最大規模となります。今回の補正予算は「責任ある...