投資

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第5回 “全員投資家”の社会へ ― スウェーデンに学ぶ未来の働き方

■ 給与だけでなく「株でも報われる」社会「給与」と「株式」――。これまで別の世界にあった2つが、いまや一体化し始めています。丸紅や第一生命のように、働く人が自社の株主になる仕組みが広がるなかで、日本社会でも「社員が資本家になる」という意識の...
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第4回 自社株のリスクと賢い付き合い方―「働く」と「投資」が重なる時代の注意点

■ 「自分の会社の株を持つ」ブームの裏で近年、従業員持株会や株式報酬制度を導入する企業が急増しています。丸紅では社員の96%が持株会に加入、第一生命では全社員に株式報酬を導入。「会社の成長=自分の資産アップ」という構図が広がっています。けれ...
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第3回 会社から株でもらう報酬 ― 持株会・ストック報酬のしくみをやさしく解説

■ 「給与で働く」から「株で報われる」時代へ近年、給与明細を見ても“変わらない”と感じている一方で、企業の株価はぐんぐん上がっている――。「その差を埋める方法」がいま、静かに広がっています。それが、会社から“株式”で報酬をもらう制度です。給...
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第2回 ピケティの“r>g”をやさしく読む ― 資本で差がつく理由

■ 「働いても豊かになりにくい」時代?「昔より頑張って働いているのに、生活はそんなに楽にならない」「物価は上がっているのに、給料の伸びが追いつかない」そんな実感を持つ人は多いでしょう。でも、いま世界中の経済学者が同じことを指摘しています。―...
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第1回 「給料だけじゃない」時代へ ― 株式でもらう働き方が始まった

「おお、すごい上がってる!」大手商社・丸紅の社員がエレベーターの株価表示を見上げて驚いた――。2025年夏、日本経済新聞に掲載された一コマです。丸紅では、社員の96%が従業員持株会に加入しています。給与天引きで少しずつ自社株を積み立てる仕組...
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「仕組み債」に頼った運用からの脱却 ― 公益法人と“運用力”の時代

公益法人や学校法人が抱える課題のひとつに、「資産運用」があります。寄付金や会費、施設利用料だけでは維持できない組織が、限られた人員と知見の中でどう運用を行うか――。この問題は、今の「資産運用立国」日本の課題そのものを映しています。■ 旧「父...
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3メガバンクが動いた ― 日本発「ステーブルコイン」時代の幕開け

2025年、日本の金融システムに新たな動きが起きようとしています。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、円や米ドルなどの法定通貨と価値が連動する「ステーブルコイン」を共同で発行する方針を固めました。第一弾の利用先は、三菱...
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アクティブ型投資信託の選び方 ― NISAで選ぶならここを見よう

NISA(少額投資非課税制度)の拡充をきっかけに、「アクティブ型投資信託」に注目する人が増えています。アクティブ型とは、プロのファンドマネジャーが市場を分析し、平均を上回る成果を目指す運用型の投資信託。一方で、株価指数などに連動する「インデ...
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円安が進むと、私たちの暮らしはどう変わる?――家計防衛とNISAで考える「円安時代の資産づくり」

最近ニュースで「1ドル=151円」と聞いても、どこか慣れてしまったような気がしませんか?でも実はこの水準、ここ数十年でもかなりの“円安”です。私たちの生活にとっても、家計・投資の両面でじわじわと影響を及ぼしています。では、円安が進むと何が起...
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ヘッジファンドが動くと円が動く?――年末にかけて「もう一段の円安」はあるのか?

最近、「円安がまた進んでいる」というニュースをよく耳にします。10月中旬、円相場は1ドル=151円前後と、ここ数年でもかなりの安値圏。「旅行代が高くなった」「輸入品が値上がりしている」と感じている人も多いのではないでしょうか。では、この円安...