人生100年時代

FP

フレックスタイム制はなぜ広がらないのか――「通常勤務かフレックスか」の壁を考える

働き方改革が叫ばれて久しくなりました。テレワークの定着、育児や介護との両立支援、副業解禁の流れなど、制度面では確実に選択肢が増えています。しかし現場では、「制度はあるが、使いにくい」という声も少なくありません。その象徴が、フレックスタイム制...
FP

UR子育て団地は家計にどれだけ効くのか――初期費用・住み替えコストから「実質負担」を試算する

都市部を中心に住宅費の上昇が続くなか、若者・子育て世帯にとって「家賃そのもの」だけでなく、入居時・更新時・住み替え時に発生する費用の重さが、住まい選びの大きな制約になっています。国土交通省の住生活基本計画(全国計画)素案では、子育てしやすい...
FP

若者・子育て世帯に「手ごろな住宅」は本当に届くのか

――住生活基本計画案から読み解くこれからの住まい政策都市部を中心に住宅価格の上昇が続いています。特に若者や子育て世帯にとって、住まいの取得や安定した賃貸住宅の確保は、将来設計そのものを左右する重要なテーマです。2026年2月、日本経済新聞が...
FP

高額療養費制度見直しは何を問いかけているのか――セーフティーネットと財源のはざまで

医療費の自己負担が一定額を超えた場合に、それ以上の負担を抑える高額療養費制度。多くの国民にとって、いざという時の最後の支えとなる制度です。その見直しが、いま大きな議論を呼んでいます。政府は2026年度予算案の前提として自己負担限度額の引き上...
FP

インドはAI計算基地になれるか――10兆円投資が示す世界の構造変化

世界のAI競争は、アルゴリズムの優劣だけで決まる時代を終えつつあります。いま主戦場となっているのは「計算資源」です。2026年に入り、インドがAI向けデータセンターの集積地として急浮上しています。米国テック大手による投資額は合計で約10兆円...
FP

漂流する円――安全通貨神話はなぜ揺らいだのか

円はかつて「有事の円買い」と言われる安全通貨でした。世界的な金融不安や地政学リスクが高まると、投資マネーは円に向かう。そうした構図が長く続いてきました。しかし足元では様相が異なります。円は対ドルで150円台後半をうかがい、対ユーロや対スイス...
FP

金価格の高騰は何を映すのか――通貨不信と分散化時代の国際秩序

金価格が歴史的な高値圏にあります。2025年に大幅上昇し、国際価格は1トロイオンス5500ドルを超える水準に達しました。短期的には乱高下を繰り返していますが、各国の中央銀行による金購入や、投資家の分散需要はむしろ強まっています。金の「輝き」...
FP

配偶者がいる場合の施設選択設計 ― 「本人の介護」だけで決めないための整理

施設選びは、本人の要介護度や月額費用だけで判断されがちです。しかし、配偶者がいる場合、問題は一人分の介護ではありません。本人の施設費と同時に、配偶者の生活費、住まいの維持、そして将来の二人目の介護まで視野に入れる必要があります。本人に合う施...
FP

特養と有料老人ホームの費用はどれだけ違うのか ― 制度と実額の比較整理

「特養は安い」「有料老人ホームは高い」このイメージは、いまも根強く残っています。しかし制度改正により、補足給付の資産基準は厳格化され、所得や資産状況によっては費用差が縮まっています。単純な月額比較だけでは、実態は見えてきません。総額はいくら...
FP

公的介護施設3類型の違いを整理する ― 特養・老健・介護医療院の選び方

高齢期の住まいを考えるとき、「公的施設に入れれば安心」と考える方は少なくありません。しかし、公的施設といっても、その役割や目的は大きく異なります。特養は生活の場。老健は在宅復帰をめざす場。介護医療院は医療依存度の高い方の療養の場です。それぞ...