政策

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出口戦略と日本株の未来 ― 政策依存から自立市場へ(第6回)

日銀がETF・REITの売却に踏み出し、異次元緩和の「最終出口」への道筋が明確になりました。これは単なる資産売却の話ではなく、日本株市場のあり方そのものを問い直す契機となります。これまで株式市場は「日銀が大株主」という前例のない構図の下で支...
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REITを“金利と不動産”で読み解く ― 分配の質と資本政策(第5回)

日銀が異次元緩和の出口戦略の一環として、REIT(不動産投資信託)の売却を決定しました。規模はETFに比べれば小さいものの、金利と不動産市場の動向に直結する商品であるため、私たち投資家や家計にも示唆があります。本記事では、REITを「金利」...
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金利・為替・物価の三角関係 ― 家計の実践ガイド(第4回)

日銀は金融政策の正常化を進めています。政策金利の据え置きが続く一方で、利上げ論も強まっており、為替や物価に直結する局面に差し掛かっています。金利・為替・物価は三角関係のように絡み合い、私たちの家計や資産運用に影響を与えます。本記事では、その...
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ETF大株主からの“離陸” ― ガバナンス・需給の長期影響(第3回)

日銀が保有するETF・REITの売却を決めたことで、「日銀が日本株の大株主である状態」からの離陸が始まろうとしています。ETFを通じて日銀は、東証プライム市場全体の時価総額の約8%に匹敵する株式を握っているとされ、年金基金(GPIF)を上回...
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日銀、ETF・REIT売却へ(第2回)― 「最終出口」の全体像と、市場・家計への実務的インパクト

「日銀、ETFとREITを売却へ ― 金融政策の転換点」(第1回)では、日銀がETF・REITの売却方針を決めたニュースを整理しました。第2回の今回は、売却の開始時期・ペース・柔軟性をもう一歩踏み込んで解説し、市場と家計にとっての実務的ポイ...
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日銀、ETFとREITを売却へ ― 金融政策の転換点

2025年9月19日、日本銀行は金融政策決定会合で、保有する上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の市場での売却を始めることを決定しました。これまで金融緩和の一環として大量に保有してきた資産を、今度は少しずつ市場に戻していく流れ...
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スタートアップ育成「脱・日本流」⑤

――私たちへの影響と展望1. 契約ルールの改定は「遠い世界の話」ではない「投資契約のガイドラインが変わった」と聞くと、スタートアップや投資家、専門家だけの話のように思うかもしれません。しかし実際には、これは私たちの生活や働き方にも少なからず...
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スタートアップ育成「脱・日本流」④

――新ルールがもたらすインパクト1. 新ルールは単なる「契約見直し」ではない経産省が打ち出した投資契約ガイドラインの改定は、表面的には「契約書の書き方を変える」話に見えるかもしれません。しかし、その本質は 日本のスタートアップ育成の仕組みを...
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スタートアップ育成「脱・日本流」③

――世界と日本の比較1. 世界標準は「IPO一択」ではないスタートアップの投資環境を比べると、日本と海外では大きな違いがあります。日本では長らく「株式上場(IPO)」が投資家にとっての回収手段の中心でした。2019年から23年の平均では、V...
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スタートアップ育成「脱・日本流」②

――新ルールのポイント解説1. 日本のルールが「世界標準」とズレていた理由スタートアップと投資家(ベンチャーキャピタル=VC)が資金契約を結ぶとき、日本では長年「株式上場(IPO)を目指すこと」を努力義務として契約に盛り込む慣行がありました...