人生100年時代

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デジタル通貨(CBDC)は通貨覇権を変えるか――「決済の革新」と「基軸通貨」の距離

CBDC(中央銀行デジタル通貨)が議論されると、「ドル覇権が揺らぐのではないか」という見方が語られます。たしかにCBDCは国境を越える送金や決済の仕組みを変える可能性があります。しかし、決済の仕組みが変わることと、基軸通貨が入れ替わることは...
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多極化する通貨体制と日本の立ち位置――ドル一極からの変化をどう読むか

金価格の上昇、中国の外貨準備戦略、制裁リスクへの備え――これらはすべて、世界の通貨体制が静かに変化しつつあることを示しています。かつてのようなドル一極支配ではなく、複数通貨が並立する「多極化」の兆しが見え始めています。では、その中で日本はど...
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人民元国際化と金戦略の接点――「通貨」と「実物資産」を結ぶ中国の設計思想

金価格が歴史的高値圏にあるなか、中国は香港を軸に金取引インフラの整備を進めています。この動きは単なる商品市場の強化ではなく、人民元の国際化戦略と接続しています。通貨の国際化とは何か。なぜ金がそこに関わるのか。本稿では、中国の金戦略と人民元国...
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中国はなぜ金市場の主導権を狙うのか――香港を軸とした「ゴールド戦略」の構図

金価格が歴史的な高値圏で推移するなか、中国が金市場での影響力拡大に本腰を入れています。産出量・消費量ともに世界最大でありながら、価格決定の主導権はロンドンやニューヨークにあるという構図が続いてきました。いま中国は、その「ねじれ」を解消しよう...
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住まいに法人活用という選択肢はあるのか――個人保有との違いを整理する

都心不動産の価格上昇や投資目的の取得増加を背景に、「法人で住まいを持つ」という発想も聞かれるようになりました。とりわけ事業を営む方や資産管理を意識する層にとって、法人活用は一つの検討対象になります。しかし、住まいは生活の基盤であると同時に資...
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住まいは消費財か投資財か――二面性の整理から考える住宅市場

都心マンションの価格上昇や短期転売の増加を背景に、住まいの位置づけが改めて問われています。住まいは本来「生活の基盤」であるはずですが、価格上昇局面では「資産」として語られることが増えます。本稿では、住まいを消費財とみる視点と、投資財とみる視...
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住まいの金融商品化――「住む」から「持つ」へ変わる都市不動産の意味

都心マンションの短期転売が増加しているという報道は、単なる価格上昇の問題にとどまりません。そこには、住まいが「生活の基盤」から「金融商品」へと性格を変えつつある現実が映っています。本稿では、住まいの金融商品化という視点から、現在の都市不動産...
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マンション短期転売の加速と都心相場のゆがみ

東京のマンション市場で、短期転売が都心部に集中しているという報道がありました。築5年以内の比較的新しい物件が取得後まもなく売りに出され、しかも大幅な値上げがなされているという実態です。戸数全体から見れば一部の動きにすぎないものの、その価格形...
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金価格乱高下の時代にどう向き合うか――ドル信認と貴金属投資の構造を読む

近年、金価格の値動きが一段と激しくなっています。史上最高値を更新した直後に急落するなど、乱高下を繰り返す局面も見られます。円建て価格も一時1グラム3万円を超え、これまで経験したことのない水準に達しました。こうした動きの背景には、単なる需給だ...
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住宅ローン再び攻勢 銀行戦略の変化と家計への影響

金利が上昇局面に入るなかで、銀行が住宅ローン戦略を再び強化しています。かつては金利競争による採算悪化から慎重姿勢を示す金融機関もありましたが、ここにきて改めて住宅ローンを重要戦略と位置づける動きが目立っています。住宅ローンは単なる融資商品で...