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FP

標準報酬月額の上限引き上げが始まる 厚生年金保険料と将来の年金額はどう変わるのか

会社員が支払う厚生年金保険料や、傷病手当金・出産手当金などの給付額を計算する基準となる「標準報酬月額」。2025年6月に成立した年金制度改正法により、この標準報酬月額の上限が段階的に引き上げられることになりました。対象となるのは高所得の会社...
FP

【第5回】100歳まで安心できる資金計画の作り方

人生100年時代と言われる現代、老後の資金計画は「65歳からの生活費」だけを考えればよい時代ではなくなりました。男性の平均寿命は82歳前後ですが、「健康寿命と実際の寿命の差」「要介護期間の長期化」「医療・介護費の上昇」などを踏まえると、90...
FP

【第4回】失敗しない住み替えのための家族会議の進め方

シニア世代の住み替えは、住宅・お金・相続・健康・介護──さまざまなテーマが複雑に絡み合う、大きな人生イベントです。住み替えそのものは前向きな選択ですが、準備不足のまま進めると「家族の誰もが納得できない結果」になりかねません。特に多いのが、・...
FP

【第3回】リバースモーゲージ比較編

リバースモーゲージがシニア世代の資金戦略として注目を集めています。住み替え、リフォーム、借換え、生活資金——用途は幅広く、老後の生活を支える選択肢として利活用が進んでいます。しかし、リバースモーゲージと一口に言っても、住宅金融支援機構の商品...
FP

【第2回】シニア世代の住み替え費用の実務編

シニア世代の住み替えは、単に「家を変える」だけでなく、費用面での十分な準備が欠かせません。「売却・購入の費用はいくら必要なのか」「どのタイミングで支払いが発生するのか」「老後資金が圧迫されないか」など、検討すべきポイントは思った以上に多いも...
FP

シニア世代の住み替えと資金調達の選択肢

人生100年時代を迎え、シニア世代の住まいに関する相談が増えています。「子どもが独立し、家が広すぎる」「階段や庭の手入れがつらくなった」「利便性の高い場所へ住み替えたい」。こうした住まいのお悩みは、健康状態の変化や家族構成の変化とともに、誰...
政策

2025年度補正予算18.3兆円とは何か 高市政権の「責任ある積極財政」を読み解く

政府は2025年11月28日、総額18兆3034億円にのぼる2025年度補正予算案を閣議決定しました。物価高対策や成長投資、防衛力強化など幅広い政策に財源を振り向ける内容で、新型コロナ禍以降では最大規模となります。今回の補正予算は「責任ある...
人生100年時代

年金制度におけるインデクセーションの本質

少子高齢化の進行により、公的年金制度の持続可能性がたびたび議論されています。積み立て方式が人口変動に強いという指摘は事実ですが、日本の年金制度は賦課方式を基盤とし、そこにインデクセーション(自動調整)の仕組みを複合的に組み込むことで、人口構...
人生100年時代

AI×社会シリーズ【総集編】AIが再定義する日本社会の未来:20のテーマを貫く横断的視点

AIは「便利な道具」を超え、社会・経済・生活のあらゆる基盤を再設計する存在になりつつあります。教育、労働、市場、税務、医療、福祉、都市、国際秩序、人生100年時代――。本シリーズの20本の記事は、AIが領域ごとにもたらす変化を深掘りしてきま...
人生100年時代

AI×社会シリーズ 第20回 AI×人生100年時代編:働き方・学び・資産形成・生活を“一生更新型”に

人生100年時代。長寿が当然となる日本では、働き方、学び方、健康管理、家計管理、コミュニティのすべてを“長期を前提とした設計”に切り替える必要があります。しかし、長寿化に伴う課題――技術変化への対応の難しさ収入格差の長期固定化高齢期の孤立介...