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2026年度税制改正 第2回(家計編②)手取りは本当に増えるのか― 年収別・世帯別にみる減税効果とその限界

前回は、2026年度税制改正で年収の壁が178万円まで引き上げられた背景を整理しました。では、今回の改正によって、実際に家計の手取りはどの程度増えるのでしょうか。減税という言葉から、大きな効果を期待する人も少なくありません。しかし、税制改正...
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2026年度税制改正 第1回(家計編①)年収の壁178万円とは何か― なぜ今、2年連続で引き上げられたのか

2026年度の税制改正大綱で、所得税がかかり始める「年収の壁」が178万円まで引き上げられることが決まりました。年収の壁は、ここ数年で一気に注目を集めた言葉ですが、2025年度に103万円から160万円へ引き上げられたばかりです。そこからわ...
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家計支援を前面に出した2026年度税制改正大綱をどう読むか

2026年度の与党税制改正大綱が決定されました。今回の大綱は、全体を通じて「家計支援」を前面に押し出した内容となっています。所得税の年収の壁の引き上げ、住宅ローン減税の拡充、NISAの対象拡大など、生活に直結する項目が数多く盛り込まれました...
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賃金制度と働き方の変化 「生活を保障する」賃金制度はなぜ揺らいでいるのか

日本企業の賃金制度は、長い間「生活を保障する」ことを大きな目的として設計されてきました。年功的に賃金が上がり、多少の配置転換があっても生活水準が急激に変わらない。この仕組みは、戦後日本の安定成長を支え、多くの人に安心感をもたらしてきました。...
効率化

AI時代の企業戦略は「モデル」ではなく「基盤」で決まる

生成AIの登場から数年が経過し、企業におけるAI活用は「使うか、使わないか」という段階をすでに過ぎました。今問われているのは、AIをどのような位置づけで自社の戦略に組み込むのか、というより深い判断です。日本経済新聞の経済教室で越塚登・東京大...
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金はなぜ再び最高値圏にあるのか――中央銀行が変えつつある「金の意味」

金(ゴールド)価格が再び最高値圏に接近しています。2025年12月時点で、国際指標となるロンドン現物価格は1トロイオンス4300ドル台まで上昇し、国内の金小売価格も史上最高値を更新しました。この動きは単なるインフレヘッジや米国の利下げ観測だ...
FP

高騰する銀は「新たな金」なのか――恐怖と強欲が交差する資産市場

2025年秋、ドイツ財務省は異例の決定を下しました。すでに予定されていた記念銀貨の発行を中止したのです。理由は単純で、銀の価格が上昇しすぎたため、硬貨の額面よりも原材料としての価値が大きくなってしまったからでした。この出来事は、足元で進む銀...
FP

出産ゼロ負担は何を変えるのか――医療保険制度改革案の全体像

少子化対策として「出産費用の自己負担をゼロにする」という方針が、いよいよ具体的な制度設計の段階に入りました。厚生労働省が示した医療保険制度改革のとりまとめ案では、正常分娩を公的医療保険の対象とし、全国一律で無償化する新制度の創設が打ち出され...
FP

給食無償化は「子育て支援」か「新たな恒久給付」か――月5200円・所得制限なし政策をどう読むか

2026年4月から、公立小学校を対象に給食費の無償化が実施される見通しとなりました。自民党、日本維新の会、公明党の3党が合意し、児童1人あたり月5200円程度を国が支援する仕組みです。所得制限は設けず、自治体の財政負担も生じない制度設計とさ...
FP

防衛増税はなぜ再浮上したのか――「GDP比2%超」が意味するもの

防衛費を国内総生産(GDP)比2%水準まで引き上げる方針は、岸田政権下で一度大きな節目を迎えました。しかし、2025年末にかけて再び「2%超」が現実的な選択肢として浮上しています。その背景には、政権の枠組みの変化と、防衛財源をめぐる現実的な...