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不動産クラウドファンディングは安全か――不特法商品の見極め方

少額から不動産投資ができる手段として、不動産クラウドファンディングが広がっています。マンション1室など特定の不動産に数万円から投資でき、利回りも比較的高く見えるため、家計の資産形成の選択肢として注目されています。一方で、分配金や元本の償還が...
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診療報酬3.09%引き上げは誰のためか――現役世代の負担はなぜ軽くならないのか

2026年度の診療報酬改定で、本体部分が3.09%引き上げられることが決まりました。30年ぶりの高水準とされ、医療機関の経営や医療従事者の賃上げを支える措置と説明されています。一方で、この改定は医療費全体を押し上げ、結果として現役世代の保険...
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政策金利0.75%でも「まだ緩和的」――日銀の利上げ継続と中立金利を読み解く

2025年12月、日本銀行は政策金利(無担保コール翌日物金利)を0.5%程度から0.75%程度へ引き上げました。30年ぶりの水準という表現が注目される一方で、植田和男総裁は記者会見で「実質金利は大幅なマイナス」「中立金利の下限にはまだ距離が...
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2026年度税制改正(総まとめ編)成長・分配・財政の三重構造をどう読むか― 今回の税制改正が示したもの

2026年度税制改正は、家計支援、企業支援、資産形成、富裕層課税、地方税制と、極めて広範な分野に及ぶ内容となりました。年収の壁の引き上げに象徴されるように、「手取りを増やす」ことが前面に出た改正でもあります。一方で、減税や優遇策が積み重なる...
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2026年度税制改正 第8回(地方税制編)都市と地方の税収格差は是正できるのか― 固定資産税という新たな論点

2026年度税制改正大綱では、家計支援や企業減税が注目を集めましたが、もう一つ重要な論点があります。それが、都市と地方の税収格差です。これまで、税収格差是正の議論は主に法人住民税や法人事業税を対象としてきました。今回、新たに浮上したのが、固...
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2026年度税制改正 第7回(財政・制度編)減税優先の代償― 財源なき税制改正はどこへ向かうのか

2026年度税制改正は、家計支援や企業支援を前面に打ち出した内容となりました。年収の壁の引き上げ、設備投資減税、研究開発減税、NISA拡充など、減税・優遇策が幅広く盛り込まれています。一方で、今回の改正を通じて繰り返し指摘されているのが、財...
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2026年度税制改正 第6回(資産形成編)NISA・暗号資産課税はどう変わるのか― 投資優遇と規制の境界線

2026年度税制改正では、家計支援や企業減税に加え、資産形成を巡る制度も大きく動きました。象徴的なのが、NISAの利用対象拡大と、暗号資産課税の見直しです。いずれも、投資を促す側面を持つ一方で、税制としての公平性や規律も強く意識されています...
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2026年度税制改正 第5回(資産・富裕層編)「1億円の壁」是正と富裕層課税― 公平性はどこまで回復するのか

2026年度税制改正では、家計支援や企業減税が前面に出る一方で、富裕層に対する課税強化も盛り込まれました。その象徴が、いわゆる「1億円の壁」の是正です。減税と給付を広く行う一方で、なぜ富裕層課税の見直しが必要とされたのでしょうか。本稿では、...
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2026年度税制改正 第4回(企業編②)AI・量子研究減税は成長を生むのか― 研究開発税制の再設計とその評価

2026年度税制改正では、企業向けの設備投資減税と並び、研究開発税制も大きく見直されました。とりわけ注目されているのが、人工知能や量子といった先端分野を対象に、減税を上乗せする新たな仕組みです。政府は、研究開発への税制支援を強化することで、...
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2026年度税制改正 第3回(企業編①)全産業対象の設備投資減税とは何か― 即時償却と税額控除、その狙いと実効性

2026年度税制改正のもう一つの大きな柱が、企業向けの設備投資減税です。今回の改正では、特定の業種に限らず、全産業を対象とした新たな設備投資促進税制が創設されました。政府はこの制度を通じて、国内投資を後押しし、成長力を底上げしたい考えです。...