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法人税⑫ 税務リスクはどこで生まれるのか 更正・否認と税務調査の実務構造

法人税の仕組みは、申告によって完結するものではありません。申告内容は税務当局によって検証され、必要に応じて修正が行われます。このプロセスを理解することは、法人税実務におけるリスク管理の観点から極めて重要です。本稿では、更正・否認・税務調査の...
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法人税⑪ グループで課税はどう変わるのか グループ法人税制と通算制度の全体像

これまでのシリーズでは、単体法人を前提とした法人税の仕組みを整理してきました。しかし、実務では複数の法人がグループを形成し、一体として経済活動を行うケースが一般的です。このような状況に対応するため、法人税にはグループを前提とした制度が設けら...
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法人税⑩ 別表四・別表五とは何か 税務調整を可視化する申告書の構造

法人税の理解において、別表四・別表五は単なる申告書の一部ではなく、税務調整の全体像を示す重要なツールです。これまで整理してきた益金・損金や税務調整の考え方は、最終的にこれらの別表に集約されます。本稿では、別表四と別表五の役割と構造を整理し、...
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法人税⑨ 法人税額はどう決まるのか 税率と税額控除の全体構造

これまでの回で、法人税における所得計算の仕組みを整理してきました。法人税は最終的に、その所得に税率を乗じることで税額が決まりますが、実際には税率の適用や各種控除によって、税負担は大きく変動します。本稿では、法人税額がどのように決定されるのか...
税理士

法人税⑧ 評価は課税されるのか 有価証券と資産評価の税務ロジック

法人税において、資産の評価は重要な論点でありながら、直感と異なる取り扱いが多い分野です。特に、有価証券の評価や含み損益の扱いは、会計と税務の違いが明確に表れる領域といえます。本稿では、資産評価と課税の関係について、有価証券を中心にその基本的...
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法人税⑦ 損金はいつ認められるのか 引当金・貸倒・繰越欠損金の時間軸

法人税における損金の問題は、「何が費用か」だけでなく「いつ費用として認められるか」という時間軸の問題を含んでいます。特に、引当金・貸倒損失・繰越欠損金は、将来の見込みや過去の損失との関係で損金算入のタイミングが決まるため、実務上重要な論点で...
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法人税⑥ 損金はなぜ否認されるのか 役員給与・交際費・寄附金の税務リスク

法人税における損金の判断は、単に費用であるかどうかではなく、税法上認められるかどうかによって決まります。その中でも、役員給与・交際費・寄附金は、制度上明確な制限が設けられており、税務調査でも争点となりやすい分野です。本稿では、これらの論点に...
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法人税⑤ 損金とはどこまで認められるのか 減価償却・棚卸・資本的支出の実務判断

法人税の所得計算において、損金の範囲は税額に直接影響する重要な論点です。特に、減価償却や棚卸資産、修繕費と資本的支出の区分は、実務上判断が難しく、税務調査でも争点となりやすい分野です。本稿では、これらの論点について基本構造と実務判断の考え方...
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法人税④ 益金とはいつ認識されるのか 収益認識と課税タイミングの実務判断

法人税の所得計算において、益金の認識タイミングは極めて重要な論点です。同じ取引であっても、いつ益金として計上するかによって、課税される事業年度が変わり、結果として税額にも影響を及ぼします。本稿では、益金の基本的な考え方とともに、収益認識と課...
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法人税③ 法人税の所得計算とは何か 益金・損金と税務調整の本質

法人税の理解において最も重要な論点は「所得計算」です。法人税は所得に対して課税されるため、この所得がどのように計算されるかを正確に理解しなければ、制度全体を把握することはできません。本稿では、益金・損金の基本構造とともに、会計とのズレを調整...