kikumoto_admin

税理士

実務手続き編⑤:「不動産相続後の活用戦略」——売る?貸す?残す? “家をどう活かすか”をFP・税理士が徹底比較

■“登記が終わった後”にやってくる現実相続登記を済ませ、「名義変更完了」の書類が届くと、多くの方がこう感じます。「これで手続きは終わった」……でも、実はここからがスタートです。固定資産税、維持費、老朽化――相続不動産は、“持つ”だけで毎年お...
税理士

実務手続き編④:「相続登記の義務化と不動産の手続き完全ガイド」——“名義をそのままにしない”が家族を守るルール

■2024年、ついに「義務」になりましたこれまで不動産を相続しても、登記(名義変更)をしなくても罰則はありませんでした。しかし、所有者不明土地の増加が社会問題となり、2024年4月から「相続登記の義務化」がスタート。これにより、相続で不動産...
税理士

実務手続き編③:「税務調査に備える相続書類整理術」——“お尋ね”が届いても慌てないために

■「お尋ね」が来たとき、どうする?相続税の申告を終えて数カ月後。税務署から1通の封筒が届く——「相続税の申告内容についてお尋ねします」初めての方はドキッとします。でも、落ち着いてください。それは“即・税務調査”ではなく、軽い確認の通知である...
税理士

実務手続き編②:「相続税の申告書、こうやって読む」——“あの書類”の中身を、税理士が一枚ずつやさしく解説

■「相続税の申告書」って何が書いてあるの?相続が発生して10カ月以内に提出する「相続税申告書」。税務署に出す公式書類ですが、ページ数は10枚以上。初めて見ると、ほとんどの方がこう言います。「これ……どこを見ればいいんですか?」この記事では、...
税理士

実務手続き編:「相続後にやるべき5つの手続き」——“悲しみの中でも慌てない”ための現実的チェックリスト

■「何から手をつけていいか分からない」が9割家族が亡くなったあと、深い悲しみの中で向き合うのが「相続手続き」です。「葬儀が終わった後、どの書類を出せばいいの?」「銀行口座が凍結されてしまった…」「相続税の期限っていつまで?」こうした声は、税...
税理士

第7回(最終回):「心の相続」——家族で“話し合う”という最高の相続対策

■「知っているだけ」では相続はうまくいかないこのシリーズでは、相続税の仕組みから小規模宅地の特例、生前贈与、遺言書、家族信託まで――制度や数字を中心にお話ししてきました。けれども、どんなに完璧な節税対策をしても、家族の気持ちがすれ違っていれ...
税理士

第6回:「二次相続と家族信託」——“次の代”まで安心な資産の渡し方

■「一度相続を終えたら安心」ではない理由相続には「一回きり」では終わらない構造があります。たとえば——夫が亡くなったあと、妻が財産を引き継ぐ。その後、妻が亡くなると、今度は子どもたちに相続が発生します。この2回目の相続を、「二次相続」と呼び...
税理士

第5回:「実家をどうする?」——売却・リフォーム・賃貸、3つの選択肢と相続税の行方

■「実家をどうするか」問題は、誰の家にも訪れる両親が亡くなった後に残る「実家」。相続の場面で最も悩ましいテーマのひとつです。「空き家のまま放置しているけれど、どうすべきか分からない」「兄弟で話がまとまらない」「相続税の支払いに充てるために売...
税理士

第4回:「もめない相続」への第一歩——遺言書と法務局保管制度を正しく使う

■「うちは仲がいいから大丈夫」…本当にそうですか?相続で一番多いトラブルは、実は“お金持ちの家”ではなく“普通の家”で起きています。最高裁判所の統計によると、遺産分割をめぐる家庭裁判所の調停件数は、近年約1万7千件。しかも約8割が「遺産5,...
税理士

第3回:「生前贈与」「教育資金」「住宅資金」——2024改正で変わる“もらい方・渡し方”の新ルール

■「贈与すれば安心」では済まない時代へ「毎年110万円以内の贈与なら非課税だから安心」。そんなふうに考えている人は今でも多いでしょう。しかし――その“常識”は、もう古くなりつつあります。2024年度の税制改正で、贈与税と相続税の一体化(通称...