はじめての確定申告④ 会場でやる?ネットでやる?申告方法の選び方

税理士
水色 シンプル イラスト ビジネス 解説 はてなブログアイキャッチのコピー - 1

確定申告というと、税務署の会場で長時間並ぶ光景を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし近年は、インターネットを利用した申告が急速に広がり、申告方法の選択肢は大きく変わっています。

初めて確定申告をする方にとって、「どの方法で申告すればよいのか」は大きな悩みどころです。自分に合わない方法を選んでしまうと、余計に難しく感じてしまうこともあります。

本記事では、確定申告の主な申告方法と、それぞれの特徴、向いている人の考え方を整理します。

確定申告の主な申告方法

確定申告の方法は、大きく分けて三つあります。

一つ目は、税務署や特設会場に行って申告する方法です。二つ目は、インターネットを使って申告書を作成し、電子申告する方法です。三つ目は、申告書を作成して郵送または持参する方法です。

どの方法を選んでも、申告内容そのものが変わるわけではありません。重要なのは、自分の状況や慣れに合った方法を選ぶことです。

会場で申告する場合の特徴

税務署や申告会場で申告する最大のメリットは、分からない点をその場で確認できることです。

職員の案内を受けながら進められるため、初めてで不安が大きい方にとっては安心感があります。また、書類の記載漏れや入力ミスに気付きやすい点も利点です。

一方で、申告時期が近づくと混雑しやすく、待ち時間が長くなる傾向があります。会場によっては予約が必要な場合もあり、時間の調整が必要になります。

「直接相談しながら進めたい」「書類の扱いに不安がある」という方には向いている方法です。

インターネットで申告する場合の特徴

インターネットを利用した申告は、自宅から手続きできる点が最大の特徴です。時間や場所に縛られず、自分のペースで進めることができます。

画面の案内に従って入力していく形式のため、計算を自分で行う必要はほとんどありません。控除の入力漏れにも気付きやすく、結果としてミスが減るケースもあります。

一方で、事前準備が必要になります。マイナンバーカードや暗証番号の確認、操作環境の準備などが整っていないと、途中で手が止まってしまうことがあります。

「自分で操作することに抵抗がない」「時間を有効に使いたい」という方には、インターネット申告が向いています。

郵送や持参で提出する場合

申告書を紙で作成し、郵送または税務署に持参する方法もあります。

自分のペースで書類を確認しながら作成できる点はメリットですが、記載ミスや計算誤りに気付きにくいという側面もあります。

また、提出後に不備が見つかると、修正のために再度対応が必要になることがあります。最近では、この方法を選ぶ人は徐々に減ってきています。

初めての人におすすめの考え方

初めて確定申告をする方にとって大切なのは、「完璧にやること」よりも「無理なく終わらせること」です。

不安が強い場合は、会場での申告を選ぶことで安心感を得られます。一方で、準備が整っていて、落ち着いて作業できる環境がある場合は、インターネット申告の方が負担が軽くなることもあります。

どの方法が正解ということはありません。自分の生活スタイルや性格に合った方法を選ぶことが、確定申告を前向きに捉えるコツです。

申告方法を選ぶ前に確認しておきたいこと

申告方法を決める前に、いくつか確認しておきたいポイントがあります。

まず、申告内容の複雑さです。収入や控除がシンプルであれば、インターネット申告でも十分対応できます。

次に、準備状況です。必要書類がそろっているか、事前準備ができているかによって、作業の進み方は大きく変わります。

そして、使える時間です。平日に時間が取れない場合は、自宅で進められる方法が現実的になります。

結論

確定申告の方法は、一つに決められているものではありません。

会場での申告、インターネット申告、紙での提出、それぞれに特徴があり、向いている人も異なります。初めての確定申告では、「自分にとって続けやすい方法」を選ぶことが何より重要です。

次回は、確定申告で特につまずきやすいポイントと、その対処法を整理します。初めてでも安心して申告を終えるための実践的な内容をまとめていきます。

参考

・国税庁「確定申告の提出方法」
・国税庁「電子申告の概要」
・国税庁「申告書の提出期限と提出先」


という事で、今回は以上とさせていただきます。

次回以降も、よろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました