申告書の作り方と提出手順

会計
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<記載日:2025年8月24日>

青色申告シリーズも、いよいよ大詰め。
「青色申告ってどんな書類を出すの?」
「どうやって提出すればいいの?」
と不安に感じる方も多いかと思います。
今回は、青色申告に必要な2大書類とその作成・提出手順を書かせていただきます。

①青色申告で提出する主な書類
副業・フリーランスが青色申告する際に必要な書類は主に2つです。

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青色申告で提出する主な書類

→所得が事業収入だけならこの2つでOK!
→医療費控除・ふるさと納税などがある場合は「添付書類台紙」や明細書も追加で提出

※2023年1月からの所得税の確定申告書の様式変更があり、2022年分の申告より給与所得者などが確定申告をする際に使用していた「確定申告書A」は廃止、「確定申告書B」と統合されて「確定申告書」になりました。

②会計ソフトで書類はほぼ自動作成できる
会計ソフト(例:freee、マネーフォワード、弥生会計など)を使って日々の記帳をしていれば、決算書・申告書はほぼ自動で作成されます。

作業の流れは以下の通り。
1.日々の取引を記帳
2.年末に帳簿を締める
3.ソフトが青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表等)を作成
4.確定申告書も自動で作成される
5.e-Taxで提出 or 印刷して郵送・持参
→初心者でも「案内に沿って入力するだけ」で申告可能!

③確定申告書の書き方(ざっくり解説)
確定申告書には次のような情報を記載します:
・あなたの氏名・住所・マイナンバー
・収入金額(事業収入+その他あれば)
・必要経費(決算書から自動転記)
・所得控除(社会保険料控除、基礎控除など)
・税額計算(所得税・復興特別所得税)
・還付口座(還付がある場合)
→会計ソフト利用なら、ここも自動転記されるので安心!

④青色申告決算書の内容
4ページ構成です:
1.損益計算書(売上一経費=所得)
2.月別売上・仕入
3.減価償却・地代家賃などの明細
4.貸借対照表(資産・負債・元入金など)
→自力で作成するのは大変なので、会計ソフト使用をおすすめします。

⑤提出の方法は3つ

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提出方法

→e-Tax は、提出と同時に控えも保存できて便利です。

⑥提出の締切は「3月15日」
・所得税の確定申告の提出期限:毎年3月15日
・青色申告決算書も同時提出
・郵送の場合:3月15日の消印有効
・e-Taxの場合:3月15日 23:59までに送信完了すればOK
※期限後の申告は「期限後申告」となり、控除額が減ったり、ペナルティがある場合も。

青色申告では「確定申告書」と「青色申告決算書」の2つが必要です。
記帳が済んでいれば、会計ソフトを使ってスムーズに作成・提出可能です。
早めの準備で、安心して申告本番に臨みましょう!

今回はこれくらいにさせていただきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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