2026-04

FP

共通テストと金融リテラシー教育の接点をどう考えるか

日本では近年、金融経済教育の重要性が急速に高まっています。高校の学習指導要領にも金融教育が正式に組み込まれ、若年層に対する教育のあり方が大きく変わりつつあります。しかし、その一方で見落とされがちな論点があります。それは、大学入試との関係です...
会計

5分でわかる決算書 貸借対照表 企業の財務状態を読み解く視点

企業の状態を把握するうえで、損益計算書と並んで重要なのが貸借対照表です。損益計算書が一定期間の成果を示すのに対し、貸借対照表はある一時点の財務状況を示します。いわば企業の現在地を示すものであり、これを正しく読み解くことで、企業の安全性や資金...
税理士

診療報酬はどこまでコストを反映できるのか ― 公定価格の限界と医療経営の現実

医療機関の消費税負担の問題を考える際、避けて通れないのが診療報酬の仕組みです。現在、医療機関が負担する消費税は、診療報酬の中で一定程度補填されているとされています。しかし現場では、その補填が十分に機能していないという指摘が増えています。この...
税理士

ゼロ税率は本当に万能か ― 非課税・軽減税率との比較で考える医療消費税の最適解

医療機関の消費税負担をめぐる議論の中で、有力な解決策として浮上しているのがゼロ税率です。患者負担を増やさず、かつ医療機関の仕入税額控除を可能にする仕組みとして、制度的には魅力的に見えます。しかし、ゼロ税率は本当に最適な制度なのでしょうか。本...
税理士

医療は非課税であるべきか ― 消費税制度と社会保障の境界を考える

医療機関の消費税負担をめぐる議論が再び注目されています。病院側では、医療機器や医薬品、各種用品の仕入れにかかる消費税負担が重く、診療報酬で十分に吸収できていないという声が強まっています。他方で、この問題を解決するために公的医療を課税取引の枠...
税理士

医療機関の消費税負担はなぜ問題になるのか ― 非課税制度の限界と制度転換の論点

医療機関の経営をめぐる議論の中で、近年あらためて注目されているのが消費税の扱いです。とりわけ、病院における消費税負担の問題は、単なる税制の話にとどまらず、医療提供体制そのものに影響を及ぼすテーマとして浮上しています。現在、与党内では制度見直...
経営

資金調達は「借りる」から「売る」へ 債権流動化の本質と企業財務の変化

企業の資金調達といえば、銀行借入が中心というイメージが長く続いてきました。しかし、金利上昇局面に入った現在、その前提が静かに変わり始めています。その象徴が「債権流動化」の再拡大です。売掛債権などを売却して資金化するこの手法は、2025年末に...
経営

ファンドは企業価値を本当に高めるのか ― 実証と限界

近年、中小企業へのファンド投資が拡大しています。金融機関や投資会社が出資を通じて経営に関与し、企業価値の向上を目指す動きが一般化しつつあります。しかし、ここで重要な問いがあります。ファンドは本当に企業価値を高めているのか、それとも別の効果に...
経営

中小企業はファンドを受け入れるべきか ― 意思決定の分岐点

中小企業にとって、資金調達の選択肢は大きく変わりつつあります。これまで主流であった銀行融資に加え、ファンドによる出資という選択肢が現実的なものとなっています。しかし、ファンドの受け入れは単なる資金調達ではありません。それは経営の意思決定構造...
経営

中小企業金融は「融資」から「投資」へ変わるのか ― 地銀ファンド拡大の本質

企業の資金調達といえば、これまで中心は銀行融資でした。しかし足元では、その構図が大きく変わりつつあります。中小企業向け金融の現場では、融資だけでなく「出資」を通じて企業成長に関与する動きが広がっています。特に地方銀行がファンドを通じて企業に...