青色申告特別控除を最大限使うには?

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<記載日:2025年8月23日>

青色申告の大きなメリット、それは最大65万円の特別控除です。
今回は、控除を最大限活かすための条件と注意点を書かせていただきます。

①青色申告特別控除とは?
青色申告をした個人事業主・副業されている方が受けられる所得控除(収入から引ける金額)の1つ。
所得が減ることで、結果的に税金が安くなる効果があります。

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青色申告特別控除

② 65万円控除の3つの条件
65万円控除を受けるには、以下のすべてを満たす必要があります。

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65万円控除の3つの条件

つまり、
→「複式簿記で帳簿」
→「電子申告で提出」
が65万円控除のゴール。

③ e-Tax って難しい?実はそこまでではない!
マイナンバーカードさえあれば、スマホだけでもe-Tax可能です。

e-Taxに必要なもの:
・マイナンバーカード
・ICカードリーダー(PCの場合) or スマホ対応アプリ(例:マイナポータル)
・会計ソフト(freee、マネーフォワード等)
→多くの会計ソフトでは、e-Tax対応がセットになっていて初心者でも操作しやすい設計です。

④ 55万円控除で満足してもOK!
もし、e-Taxがどうしても難しければ、紙での申告でも55万円控除は受けられます。
(ただし、複式簿記と損益計算書・貸借対照表の提出は必須)
→「まずは55万円を目指して、次年度以降に65万円へ」も立派な選択です。

⑤ 控除が与えるインパクトって?
所得控除の影響はかなり大きく、税額にして数万円~十万円以上の差になることも。

例:所得 300万円、税率10%の場合

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所得控除の影響

→控除額が大きいほど、納税額は確実に下がります!

青色申告の65万円控除は、「ちゃんと記帳して、電子で申告する」ことで手に入ります。
無理のない範囲で、まずは55万円控除を目指してもOK。
自分のスタイルに合わせて、段階的にステップアップしていかれたら良いかと思います!

今回はこれくらいにさせていただきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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