会計

第4回 ストックオプションとRSU ― 株式報酬の最新トレンド

企業のガバナンス改革が進む中で、役員報酬の世界では「株式報酬」が急速に広がっています。従来の日本企業は賞与などの短期インセンティブが中心でしたが、近年は米国型のストックオプション(SO)や譲渡制限付株式(RSU)を採用する企業が増え、役員と...
会計

第3回 ROE・EPS連動型との違い ― 指標ごとの特徴と注意点

役員報酬における業績指標は、企業の経営姿勢を映す「鏡」のような存在です。従来はROE(自己資本利益率)やEPS(一株当たり利益)が広く使われてきましたが、近年はROIC(投下資本利益率)へと重心が移りつつあります。企業にとって指標選びは「経...
会計

第2回 ROIC連動報酬が増える理由 ― 資本効率を軸にした経営へ

近年、役員報酬の評価指標として「ROIC(投下資本利益率)」を採用する企業が増加しています。従来は売上高や営業利益を基準として報酬を決める企業が一般的でしたが、2025年時点では日経平均株価採用企業の約14%が短期の変動報酬にROICを導入...
会計

第1回 役員報酬とは何か ― 基本の仕組みと日本の現状

企業のガバナンス改革が注目されるなか、役員報酬の在り方が大きく変わりつつあります。従来は年功的・固定的な報酬体系が一般的でしたが、近年は業績や株価に連動し、企業価値の向上に結びつく仕組みへと進化しています。しかし「役員報酬」とは何か、一般の...
FP

生成AIが押し上げる半導体市場の「新しい波」—— メモリーから製造装置まで広がる恩恵とリスク

半導体市場は2025年にかけて過去最高規模へ向かっています。けん引役となっているのは、生成AIの急拡大です。これまでAI向け半導体といえば主に「学習」用途のGPUが注目されてきました。しかし現在は、実際に答えを返す「推論」用途が一気に増える...
政策

高市政権が向き合うべき日本経済の核心課題

高市早苗政権が発足し、日本経済は新たな局面に入りました。外交面ではアジア太平洋構想の推進や対米協調の深化など一定の成果が見られる一方で、中国との関係では台湾情勢を巡る緊張が続いています。国内では、アベノミクス以来の重要課題である潜在成長率の...
FP

惑う30代の家計【特別編】硬直的な人事制度と「報われない30代」──企業と働き手のズレが家計を揺らす

教育費の早期化、住宅価格の高騰、共働き前提の子育て——。近年、30代の家計には負担が重くのしかかっています。しかし家計を左右するもう一つの大きな要因が「働き方・職場環境の変化」です。若手の賃上げが進む一方、中堅社員の処遇は伸び悩み、自身のキ...
FP

惑う30代の家計 ― 教育・住宅・働き方に負担が集中する時代

働き方改革が進み、共働きが前提となった現代の30代。しかし、多くの人が「家計に余裕が生まれない」と感じています。背景には、教育費の早期化、住宅価格の高騰、そして働き続けること自体のハードルといった、複数の負担が重なる構造があります。本総集編...
FP

惑う30代の家計(下)共働きでも“楽にならない”働き方と家計の現実

働き方改革や育休制度の充実により、30代は結婚・出産を経ても働き続けやすい環境が整った世代です。しかし、多くの家庭が「共働きでも家計が苦しい」と感じています。その背景には、収入と負担のミスマッチや、女性のキャリアの中断による長期的な影響が存...
FP

惑う30代の家計(中)住宅価格の高騰と“持ち家後退”が示す新たな現実

長らく「結婚・出産期に住宅を購入する」というモデルが一般的でした。しかし今、住宅価格の高騰や家計負担の集中により、このモデルが成立しづらくなっています。特に東京圏では新築マンション価格の上昇が顕著で、住宅購入のハードルは過去にないほど高まっ...