FP

終活インフラ③ 相続・死後事務――亡くなった後に「誰が動くのか」という最大の空白――

終活という言葉から、多くの人が思い浮かべるのは相続対策です。遺言書の作成や財産の整理など、「亡くなった後」のお金の話に意識が向きがちです。しかし、現実には相続の前段階として、避けて通れない問題があります。それが死後事務です。人が亡くなると、...
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終活インフラ② お金と契約――判断能力がある人ほど制度からこぼれ落ちる――

終活というと、多くの人がまず思い浮かべるのは「相続」や「お金の準備」です。預貯金の管理や財産の整理、遺言書の作成など、元気なうちに備えておくことの重要性は広く認識されています。しかし現実には、「お金はある」「判断能力も十分にある」にもかかわ...
FP

終活インフラ① 総論――「身寄り力」不足という新しい社会リスク――

日本では死亡数の増加が続いており、2040年には年間166万人を超えると推計されています。人生100年時代と言われる一方で、人生の最終局面をどのように迎え、どのように完結させるかという課題は、これまで以上に重みを増しています。高齢期には、心...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴【保存版・総まとめ】― 届出・納税義務・インボイスを一本で理解する ―

消費税実務における税賠事故は、計算ミスや条文の読み違いといった単純な原因で起きているわけではありません。全国統一研修会で紹介された数多くの事例を通じて浮かび上がるのは、制度を部分的に理解したまま判断を積み重ねた結果として事故が発生していると...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第3部・インボイス編③インボイス時代の消費税実務― 判断ミスを防ぐための視点 ―

インボイス制度は、単に請求書の様式が変わる制度ではありません。免税事業者・課税事業者を問わず、消費税実務の前提そのものを見直すことを求める制度です。全国統一研修会で紹介された税賠事故事例を振り返ると、インボイス制度そのものが原因で生じた事故...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第3部・インボイス編②2割特例・少額特例の落とし穴― 楽になるのはいつまでか ―

インボイス制度の導入に伴い、免税事業者や中小事業者の事務負担を軽減するため、複数の経過措置が設けられました。その代表例が「2割特例」と「少額特例」です。これらの特例は、制度開始直後の混乱を和らげる役割を果たしていますが、同時に新たな判断ミス...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第3部・インボイス編①免税事業者の登録判断― 登録すれば終わり、ではない ―

インボイス制度の開始以降、「登録するか、しないか」は、免税事業者にとって避けて通れない判断となりました。取引先から登録を求められた、登録しないと仕事が減るのではないか、といった不安から、十分な検討を行わないまま登録申請を行ったケースも少なく...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第2部・納税義務編③特定期間・基準期間・1年換算― 判定ロジックを整理する ―

消費税の納税義務判定は、「基準期間」だけを見ていれば足りると考えられがちです。しかし実務では、基準期間に加えて「特定期間」という別の判定軸が存在し、さらに法人の場合には「1年換算」という調整も加わります。これらを体系的に理解していないと、「...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第2部・納税義務編②事業年度変更は危険な選択肢― 還付を狙ったはずが免税に戻る ―

消費税の還付を受けるために原則課税へ切り替えようとした結果、思わぬ形で納税義務そのものを失ってしまう。一見すると矛盾しているようですが、実務では実際に起きているトラブルです。全国統一研修会で紹介された税賠事故事例では、事業年度の変更という選...
税理士

税賠事故事例に学ぶ 消費税実務の落とし穴 第2部・納税義務編①課税期間を短縮すると何が変わるのか― 基準期間は「短縮されない」 ―

消費税実務では、「課税期間」と「基準期間」を混同したことによる判断ミスが後を絶ちません。特に、課税期間を3か月や1か月に短縮している事業者では、「短縮したのだから基準期間も短くなるはずだ」と誤解し、納税義務の判定を誤るケースが見られます。全...