FP

脱米国マネーが示す世界の資産配分転換 新興国株・資源高が映す2026年の投資環境

2026年に入り、世界の金融市場で静かな構造変化が進んでいます。それは、米国に集中してきた投資マネーが、徐々に新興国や資源関連資産へと分散し始めている点です。日本経済新聞が報じたように、ブラジルや南アフリカなどの新興国株式市場では、株価指数...
FP

金価格3万円時代が映すもの――「金が上がった」のではなく「ドルが下がった」

国内の金(ゴールド)価格が、ついに1グラム3万円台に乗せました。2025年9月に2万円を超えてから、わずか4カ月でさらに1万円上昇するという異例のペースです。国際市場でもロンドン現物価格が1トロイオンス5500ドル台に達し、投資需要は世界的...
FP

健康保険料率の地域差はなぜ縮まらないのか――協会けんぽ2026年度料率決定から考える負担の構造

健康保険料は、会社員やその家族にとって毎月確実に負担となる固定費です。特に中小企業の従業員が多く加入する協会けんぽでは、都道府県ごとに保険料率が異なるため、「住んでいる場所によって負担が違う」という問題が以前から指摘されてきました。2026...
効率化

AI主権の時代、日本はどこで勝負するのか――米中対立のはざまで問われる「中立性」と信頼の価値

生成AIの進化は、単なる技術革新にとどまらず、国家の価値観や文化、統治のあり方までも映し出す段階に入っています。世界では米国と中国が人工知能(AI)開発を主導し、巨大資本と研究力を背景に「AI大国」として存在感を強めています。一方で、こうし...
FP

衆院選で問われるマンション高騰対策――価格抑制は可能なのか

都市部を中心としたマンション価格の高騰が、衆院選の重要な争点として浮上しています。東京23区では新築分譲マンションの平均価格が1億円を大きく超え、「億ション」が特別な存在ではなくなりました。購入を断念した世帯が賃貸に流れ、家賃も上昇するとい...
政策

食品の消費税ゼロは本当に家計を救うのか――経済学者88%が反対する理由を読み解く

物価高が長期化するなか、家計支援策として「食品の消費税ゼロ」が急浮上しています。衆院選を前に、与野党を問わず減税を公約に掲げる動きが広がりました。しかし、日本経済新聞社と日本経済研究センターが実施した経済学者調査では、食品消費税ゼロに反対す...
FP

今後どうなる?金利上昇局面での住宅ローン事情頭金なしで住宅ローンを組む人はどれくらいいるのか 

日本銀行によるマイナス金利政策の解除以降、住宅ローンを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。これまで長く続いてきた超低金利のもとでは、変動金利型を中心に、頭金をほとんど入れずに住宅を取得するケースも珍しくありませんでした。しかし、金利上昇...
FP

年金生活の家計収支はどのくらい赤字になるのか――統計から見える実像と備え方

年金生活を目前に控えた世代だけでなく、現役世代にとっても、老後の家計収支は大きな関心事です。特に、公的年金だけで生活が成り立つのか、毎月どの程度の赤字が生じるのかという点には、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。本稿では、総務省の...
FP

自動車保険料が高騰する背景と、賢い見直しポイント――なぜ自動車保険は値上がりするのか

近年、自動車保険料の値上げが続いています。大手損害保険会社は2026年1月から自動車保険料を6~7.5%引き上げる方針を示しており、これは2年連続の引き上げとなります。引き上げ幅は2012年以降で最大規模とされており、家計への影響を実感して...
FP

眠っていた「タンス預金」――そのリスクと、遺品整理での実務対応

亡くなった家族の遺品整理をしている最中に、タンスの奥や自宅の金庫から多額の現金が見つかる。このようなケースは、決して珍しいものではありません。自宅で保管されている現金は一般に「タンス預金」と呼ばれていますが、その存在は生前・相続のいずれの場...