FP

FP

賃上げ税制から大企業が除外へ 2026年度税制改正で見えてきた政策転換

政府・与党の税制調査会で、賃上げ促進税制の対象から大企業を除外する方向で議論が進んでいます。中小企業向けの仕組みは維持する見込みで、賃上げ税制は大きな転換点を迎えました。賃上げが労働市場の構造的な動きとして定着しつつある中、政策としての役割...
FP

欧州が抱く通貨主権への危機感 デジタル時代の通貨覇権争いとユーロが直面する現実

欧州中央銀行(ECB)がデジタルユーロ発行に向けて加速している背景には、表面的な技術革新だけでは語りきれない深刻な問題があります。それが通貨主権への危機感です。国境を越えた資金移動が高速化・デジタル化する中、米国はドル建てステーブルコインの...
FP

デジタルユーロの衝撃と日本への示唆 発行準備が進む欧州中央銀行の戦略と、世界の通貨システムが迎える転換点

欧州中央銀行(ECB)が進める「デジタルユーロ」構想が、国際通貨システムに新たな変化をもたらそうとしています。2029年の発行を目指す官製デジタル通貨(CBDC)は、ユーロ圏全域で誰もが無料で使える決済インフラとなることを想定しており、世界...
FP

個人輸入品の税優遇が廃止へ EC時代の価格競争と税制見直しのゆくえ

近年、日本国内で「個人輸入」という形をとった格安商品が増えています。とくに中国系EC事業者による低価格販売が脚光を浴び、家電から日用品、ファッションまで幅広いジャンルで国内価格を大きく下回る事例が目立つようになりました。こうした状況を踏まえ...
FP

出国税3000円時代へ 2026年度税制改正の焦点と、海外旅行・観光政策のこれから

政府・与党が国際観光旅客税、いわゆる出国税の引き上げに向けて動き始めています。現在の1人1000円から3000円へ、さらにビジネスクラス以上は将来5000円とする方向が検討されています。訪日客急増に伴う観光地の混雑対策や地方誘客の財源確保が...
FP

教育資金の生前贈与特例が2025年度で終了へ 1500万円非課税の仕組みが見直される背景と今後の選択肢

子どもや孫への教育資金をまとめて渡す際に、最大1500万円まで贈与税が非課税となる「教育資金の一括贈与非課税(教育資金の生前贈与特例)」が、2025年度末で終了する方向になりました。制度開始から10年以上が経過し、利用状況や政策目的の変化を...
FP

飲まないことを選ぶ時代へ 「飲みノミクス」から見る新しい健康観と社会の変化

日本では長い間、「飲み会」が職場文化や人間関係づくりの中心にありました。お酒は場を和ませ、距離を縮め、同僚や取引先との信頼関係を築くための重要なツールとされてきました。しかし、価値観の変化、健康意識の高まり、ハラスメントへの問題意識などを背...
FP

出産無償化に向けた新制度案と地域医療のゆくえ(分娩費用の全国一律化がもたらす変化)

出産にかかる費用は、これまで医療機関ごとに大きな差があり、地域間でも10万円以上の違いが生じてきました。全国平均は約52万円、東京都では約65万円、熊本県では約40万円とばらつきが大きく、出産育児一時金(50万円)で賄いきれないケースも多く...
FP

物価高予想が金利を押し上げるとき、経済はどう動くのか インフレ期待の変化が市場・家計・政策に与える影響

長期金利が1.9%台へ上昇し、18年ぶりの水準を記録した。背景には景気の急回復ではなく、インフレに対する見通し(インフレ予想)の変化がある。市場では物価上昇が今後も続くとの見方が強まり、家計の意識も大きく変化している。インフレ予想の高まりは...
FP

三菱UFJがMMFを10年ぶりに復活へ 金利上昇局面で広がる「安全資産」の新たな選択肢

国内の金利が長くゼロ近辺で推移してきた結果、預金を中心とした資産管理が続いてきました。しかし、ここ数年の金利環境の変化を受け、安全性と利回りの両立を求める動きが再び強まっています。こうした潮流の中で、三菱UFJフィナンシャル・グループがマネ...