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ETF大株主からの“離陸” ― ガバナンス・需給の長期影響(第3回)

日銀が保有するETF・REITの売却を決めたことで、「日銀が日本株の大株主である状態」からの離陸が始まろうとしています。ETFを通じて日銀は、東証プライム市場全体の時価総額の約8%に匹敵する株式を握っているとされ、年金基金(GPIF)を上回...
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日銀、ETF・REIT売却へ(第2回)― 「最終出口」の全体像と、市場・家計への実務的インパクト

「日銀、ETFとREITを売却へ ― 金融政策の転換点」(第1回)では、日銀がETF・REITの売却方針を決めたニュースを整理しました。第2回の今回は、売却の開始時期・ペース・柔軟性をもう一歩踏み込んで解説し、市場と家計にとっての実務的ポイ...
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資産二極化社会で私たちができること

― 個人・家庭・社会、それぞれの行動のヒント ―これまで5回にわたり、家計金融資産の過去最高更新(2239兆円)というニュースの裏側にある「高齢者世代の資産二極化」を見てきました。資産ゼロ世帯の増加、資産を築いた世帯の特徴、社会全体への影響...
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二極化時代に求められる資産形成のヒント

これまでの記事では、家計の金融資産が過去最高を更新する一方で、高齢者世代を中心に「資産ゼロ」と「資産3000万円以上」の二極化が進んでいる現状を見てきました。この流れは個人の老後生活だけでなく、社会全体にも大きな影響を及ぼします。では、私た...
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高齢者の資産二極化が社会全体に与える影響

これまでの回では、家計の金融資産が過去最高を更新する一方で、60代以上の世帯の間で「資産ゼロ」と「資産3000万円以上」という二極化が進んでいる現状を見てきました。今回は、この二極化が社会全体にどのような影響をもたらすのかを考えてみます。1...
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資産を築いた世帯の特徴 ― 3000万円以上の世帯はなぜ増えたのか?

日銀の統計によれば、家計の金融資産は2239兆円と過去最高を更新しました。その内訳をみると、3000万円以上の資産を持つ世帯の割合は2024年時点で16.8%と微増しています。全体としては「資産ゼロの世帯」が増える一方で、一定数の世帯は着実...
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なぜ60代で金融資産ゼロが増えているのか?

日銀が発表した最新の資金循環統計では、家計の金融資産は2239兆円と過去最高を更新しました。しかしその裏で、60歳代で金融資産ゼロの世帯が増加しているという現実があります。金融経済教育推進機構(J-FLEC)の調査では、2024年時点で60...
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家計金融資産2239兆円、過去最高 ― 高齢者世代に広がる「二極化」

日銀が発表した2025年4~6月期の資金循環統計によると、日本の家計が保有する金融資産は2239兆円と、過去最高を更新しました。前年同期比で1%増加という数字は一見順調に見えますが、その内実を見ていくと「高齢者世代の資産の二極化」という深刻...
政策

日銀、ETFとREITを売却へ ― 金融政策の転換点

2025年9月19日、日本銀行は金融政策決定会合で、保有する上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の市場での売却を始めることを決定しました。これまで金融緩和の一環として大量に保有してきた資産を、今度は少しずつ市場に戻していく流れ...
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パワーカップルは社会を変えるか?

〜シリーズ総まとめとこれからの展望〜このシリーズでは、パワーカップルを切り口に人生100年時代の働き方・暮らし方を考えてきました。第1回:パワーカップルの現状と課題第2回:老後資金形成第3回:教育資金第4回:ライフイベントとキャリア維持第5...