消費税・インボイス・電帳法

政策

給付付き税額控除が「何度も議論されてきたのに実現しなかった理由」

消費税減税と並んで、今回の「国民会議」で再び議論の俎上に載るとされているのが「給付付き税額控除」です。この制度は決して新しい発想ではなく、実は10年以上前から日本でも繰り返し検討されてきました。それにもかかわらず、これまで実現には至っていま...
政策

首相が打ち出した「消費税減税」と国民会議――何が決まり、何がこれから議論されるのか

衆院選の結果を受けて、第2次高市内閣が発足します。今回の選挙で与党が衆院の3分の2を超える議席を確保したことで、消費税減税や憲法改正といった重要政策が、これまで以上に現実的な政治日程に乗ることになりました。中でも注目されているのが、「食料品...
政策

消費税減税はなぜ「簡単に戻せない」のか――時限措置が恒久化しやすい理由を整理する

消費税減税は、物価高対策として分かりやすく、即効性のある政策と受け止められがちです。実際、食料品の消費税率を引き下げれば、家計の負担は目に見えて軽くなります。しかし、消費税は一度下げると「元に戻す」ことが極めて難しい税でもあります。なぜ消費...
政策

高齢者と現役世代で逆進性の見え方はどう違うか――同じ消費税でも「重さ」は世代で異なる

消費税の逆進性が語られるとき、「低所得者ほど負担が重い」という説明がよく用いられます。しかし、実際には高齢者と現役世代では、消費税の逆進性の見え方が大きく異なります。本稿では、世代ごとに消費税負担と給付の関係を整理し、なぜ同じ制度でも評価が...
政策

消費税は本当に逆進的なのか――「逆進性」という言葉の誤解を整理する

消費税を巡る議論では、「消費税は逆進的だから問題だ」という指摘が頻繁に登場します。特に、食品の消費税ゼロや税率引き下げの根拠として、この逆進性が強調される場面は少なくありません。しかし、「逆進的」という言葉が何を意味しているのか、そして、消...
政策

「国が補填すれば解決」はなぜ難しいのか――消費税減税と地方財政の現実

消費税減税、とりわけ食品の消費税ゼロが議論されると、必ず出てくる意見があります。「地方が困るなら、国が減収分を補填すればよいのではないか」という考え方です。一見すると合理的に思えるこの発想ですが、実際の財政運営では簡単ではありません。本稿で...
政策

地方交付税と地方消費税の違い――同じ「地方の財源」でも役割はまったく異なる

地方自治体の財源としてよく並べて語られるものに、「地方交付税」と「地方消費税」があります。どちらも国から地方に配分されるお金であるため、混同されがちですが、その性格と役割は大きく異なります。本稿では、地方交付税と地方消費税の違いを、制度の目...
政策

地方消費税とは何か――消費税の約4割が「地方の財源」になる仕組み

消費税の議論では、「国の税金」「国が集めている税」という印象が先行しがちです。しかし実際には、消費税の約4割は地方自治体の財源として使われています。その中心となるのが「地方消費税」です。本稿では、地方消費税とは何か、どのように集められ、どの...
政策

食品消費税ゼロが地方財政に与える本当の影響――「家計支援」の裏で何が起きるのか

衆院選を前に、与野党が相次いで打ち出している「食品の消費税ゼロ」や消費税減税策は、家計の負担軽減策として注目を集めています。しかし、その一方で、自治体の財政運営に深刻な影響を及ぼす可能性があることは、あまり語られていません。本稿では、食品消...
税理士

番外編 業種別「よくある区分ミス」総まとめ フリーランス/飲食/不動産(賃貸・駐車場)/士業

消費税の申告で一番こわいのは、計算式のミスよりも「区分のミス」です。税率(8%・10%)、課税・非課税、そして簡易課税の事業区分。ここがずれると、集計も申告書の転記も全部ずれてしまいます。この番外編では、フリーランス、飲食、不動産(賃貸・駐...