決算・確定申告

税理士

所得税還付で膨らむ不正 SNSと電子申告の落とし穴

不正還付が急増している現状ここ数年、所得税の還付を狙った不正申告が全国で相次いでいます。国税庁の統計によると、2023事務年度(23年7月~24年6月)に摘発された不正還付は597件。わずか3年前の20事務年度と比べて3倍以上に膨れあがりま...
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自動車メーカー研究開発費の行方(まとめ総集編)未来を決める投資、その全体像を振り返る

このシリーズでは、国内完成車メーカー7社(トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・SUBARU・マツダ・三菱自動車)の研究開発費をテーマに、全5回で掘り下げてきました。ここではその要点をまとめ、研究開発費が「未来を決める投資」である理由を改めて振り返...
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自動車メーカー研究開発費の行方(第5回・最終回)未来を左右する研究開発費の使い道

1. 「CASE」の時代に求められる投資これまでのシリーズで見てきたように、国内完成車メーカー7社の研究開発費は2026年3月期に合計3兆9,440億円、売上高比率で3.9%にとどまります。海外勢の5〜7%に比べれば見劣りする数字ですが、重...
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自動車メーカー研究開発費の行方(第4回)国内メーカー vs 海外メーカー

1. 研究開発費比率で見る国内と海外の差研究開発費は「未来を切り拓く投資」です。その大きさは売上高比率で比較するのが一般的ですが、ここで国内メーカーと海外メーカーの違いが鮮明に表れます。国内メーカー(7社合計・2026年3月期)売上高比率:...
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自動車メーカー研究開発費の行方(第3回)各社の戦略と特徴

国内完成車メーカー7社の研究開発費は、2026年3月期に合計3兆9,440億円(売上高比率3.92%)に達する見通しです。前回は全体像を整理しましたが、今回はそれぞれのメーカーがどの分野に重点を置き、どう未来戦略を描いているのかを見ていきま...
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自動車メーカー研究開発費の行方(第2回)国内完成車メーカー7社の研究開発費(2026年3月期計画)

1. 7社合計で約4兆円、売上高比率は3.92%国内大手完成車メーカー7社(トヨタ・ホンダ・日産・スズキ・SUBARU・マツダ・三菱自動車)の2026年3月期の研究開発費は合計3兆9,440億円と見込まれています。前期比で2%増加ですが、売...
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自動車メーカー研究開発費の行方(第1回)研究開発費とは何か?なぜ重要なのか

1. 研究開発費とはそもそも何かニュースや決算資料を見ると「研究開発費」という言葉がよく出てきます。自動車メーカーに限らず、製薬、IT、電機など「未来の技術」で競う産業では必ず出てくる指標です。研究開発費には、次のような項目が含まれます。人...
FP

「自社株買い」ってなに? 2025年の株高を支える仕組みをやさしく解説

最近ニュースでよく耳にする「自社株買い」。東京証券取引所の発表によると、2025年度の上半期(4~9月)で企業が行った自社株買いの金額は過去最大の6兆円超になりました。これは、海外の投資家よりも大きな金額で、今や企業が「日本株の一番の買い手...
会計

無人ダンプが生み出す「社会価値3600億円」 ― 私たちの生活ともつながるインパクト加重会計

「企業の価値」と聞くと、多くの人は「売上」や「利益」を思い浮かべるでしょう。しかし、実際に企業活動が社会に与える影響は、それだけでは測れません。たとえば――環境への負荷をどれだけ減らしているか働く人の安全や労働環境をどれだけ改善しているか社...
税理士

医療費控除や税の理念にも触れてみる

ここまでのシリーズで「確定申告の流れ」をひと通り見てきました。国税庁HPと作成コーナーe-Taxの準備マイナンバーカードやマイナポータルの活用還付を受け取る仕組み間違えたときの対応帳簿や保存義務実務的なステップはイメージできてきたのではない...