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インドはAI計算基地になれるか――10兆円投資が示す世界の構造変化

世界のAI競争は、アルゴリズムの優劣だけで決まる時代を終えつつあります。いま主戦場となっているのは「計算資源」です。2026年に入り、インドがAI向けデータセンターの集積地として急浮上しています。米国テック大手による投資額は合計で約10兆円...
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金価格の高騰は何を映すのか――通貨不信と分散化時代の国際秩序

金価格が歴史的な高値圏にあります。2025年に大幅上昇し、国際価格は1トロイオンス5500ドルを超える水準に達しました。短期的には乱高下を繰り返していますが、各国の中央銀行による金購入や、投資家の分散需要はむしろ強まっています。金の「輝き」...
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金は本当に「安全資産」か――乱高下する金銀相場をどう読むか

金(ゴールド)は長らく「究極の安全資産」と呼ばれてきました。戦争や金融危機、通貨不安の局面では資金の逃避先となり、株式とは異なる値動きをすることでポートフォリオの安定装置として機能してきました。しかし、足元ではその常識が揺らいでいます。金や...
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AI相場の転換点──「SaaSの死」が映し出す市場の本音

米国株式市場が再び大きく揺れました。ダウ平均は669ドル安、ナスダックも大幅安となり、市場の焦点は「SaaSの死」という刺激的な言葉に集まりました。生成AIの進化が、従来のソフトウエア・サービス(SaaS)の収益モデルを揺るがすのではないか...
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東京時間はなぜ円安になりやすいのか――「東京円安」が示す為替の構造

足元の為替市場では、円が急速に買い戻される場面が見られています。衆院選後の政策見通しの変化や、米景気減速観測によるドル安が背景にあります。しかし、円高が一方向に進むかというと、そう単純ではありません。日本時間の昼間、すなわち東京市場ではむし...
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資産運用立国は本当に根づくのか ― 協会統合と「第2のビッグバン」の行方

投資信託協会と日本投資顧問業協会が統合し、2026年4月から「資産運用業協会」が発足します。政府が掲げる「資産運用立国」に向けた象徴的な動きといえます。NISAの拡充、株高基調、家計金融資産の投資シフトなど、環境面では追い風が吹いています。...
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ビットコイン下落と「恐怖指数」9の意味――ETF流出と量子コンピューター懸念をどう読むか

ビットコイン価格が軟調に推移しています。2025年10月に付けた12万ドル台の高値から、足元ではほぼ半値水準です。加えて、ビットコイン現物ETFから約8億ドル超の資金流出が確認され、市場では「極度の恐怖」を示す指標が点灯しています。さらに新...
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仮想通貨に求められるサイバー対策の新段階――金融庁方針案から読み解く投資家保護の方向性

暗号資産(仮想通貨)をめぐるサイバー攻撃は、もはや例外的な出来事ではありません。国内外で多額の流出事件が相次ぎ、仮想通貨市場そのものへの信頼を揺るがす事態が続いています。こうした状況を受けて、金融庁は2026年2月、暗号資産交換業者に対する...
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ステーブルコインと暗号資産は何が違うのか――混同しやすいポイントを整理する

ステーブルコインを使った株式売買の構想が報じられると、「それは暗号資産取引と何が違うのか」という疑問が必ず出てきます。ビットコインなどの暗号資産と同じブロックチェーン技術を使っているため、両者は一見すると似た存在に見えます。しかし、目的・性...
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ステーブルコインが変える株式取引――「T+0」時代は現実になるのか

株式取引はデジタル化が進んだ現在でも、「売買成立から受け渡しまでの時間差」という仕組みを前提に成り立っています。日本では2019年から、取引成立日(約定日)の2営業日後に株式と代金を受け渡す「T+2」が採用されています。こうした中、大手証券...