投資

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シン・富裕層と金融所得課税の再設計――「資本を回す力」を損なわず、公平性をどう作り直すか

起業や投資で得た資本を、次のスタートアップや社会課題の解決に回す。いわゆる「シン・富裕層」が増えるほど、経済にはリスクマネーが流れ、成長の芽が育ちやすくなります。一方で、資産価格の上昇局面では金融資産の有無が生活の差を広げやすく、金融所得課...
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シン・富裕層は日本経済を変えるのか ― 起業とエンジェル投資が生む資本循環

コロナ禍後の資産価格上昇やスタートアップ環境の整備を背景に、日本でも「稼いだ資本を次の成長に振り向ける人たち」が目立ち始めています。従来の相続型の資産家とは異なり、自ら起業し、売却し、得た資金を再びスタートアップへ投じる――。いわば「シン・...
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地銀とREITの需給構造―金利上昇局面で何が起きているのか

REIT市場を語る際、価格や利回りに注目が集まりがちですが、実は「誰が売り、誰が買っているのか」という需給構造が、相場を左右する重要な要素となっています。とりわけ近年、存在感を増しているのが地方銀行(地銀)です。金利上昇局面において、地銀と...
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個人投資家がREITを見るときの3つの財務指標

不動産投資信託(REIT)は、分配金利回りの高さから個人投資家に人気のある商品です。しかし、利回りだけで判断すると、金利上昇局面では思わぬ価格下落に直面することがあります。REITは「利回り商品」であると同時に、「財務レバレッジを活用した不...
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REITはなぜ不動産株に出遅れるのか―金利上昇局面で問われる成長力

不動産市場は活況を呈しています。東京23区のマンション価格は高値圏にあり、デベロッパー株も上場来高値を更新する銘柄が相次いでいます。一方で、不動産投資信託(REIT)は勢いに乗り切れていません。同じ「不動産関連」でありながら、なぜここまで評...
効率化

インドが挑むAI「第三極」構想――グローバルサウス連携は世界秩序を変えるか

人工知能(AI)をめぐる国際競争は、これまで米国と中国の二極構造で語られてきました。しかし、インドがその構図に風穴を開けようとしています。ニューデリーで開催された「AIインパクトサミット」において、モディ首相は「AIの民主化」を掲げ、グロー...
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デジタル社債上場が拓く個人参加型社債市場の可能性

近年、日本の資本市場では株式市場中心の構造から、多様な資金調達手段の拡充へと議論が広がっています。その一つの象徴的な動きが、SBIホールディングスによるデジタル社債の上場計画です。報道によれば、2025年度中にも大阪デジタルエクスチェンジ(...
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国内不動産投資6兆円時代をどう読むか

2025年、日本の不動産投資額は6兆円を超え、統計開始以来の最高水準となりました。低金利環境が続くなか、海外投資家の資金流入が加速し、大型取引が相次いでいます。不動産市場は再び活況を呈しているようにも見えますが、その内側では企業の資産戦略や...
FP

短期売買利益返還制度と「保有」の範囲をどう考えるか

上場会社の株式をめぐり、短期志向の投資家が持分割合5%、さらに10%を超えて取得する事例が増えています。企業統治や資本市場の健全性を考えるうえで、こうした大口保有の動きは無視できないテーマです。とりわけ問題となるのが、金融商品取引法上の「短...
FP

大手証券の仮想通貨参入が示す制度転換― ETF解禁と金融商品化のインパクト ―

暗号資産を取り巻く環境が、いま大きく変わろうとしています。これまで一部の専門業者や海外市場が中心だった仮想通貨ビジネスに、日本の大手証券会社が本格的に参入する動きが広がっています。背景にあるのは、法改正の方向性と、将来的なETF解禁への期待...