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家計負担にメリハリはつくのか 2026年度診療報酬改定と社会保障費の行方

2026年度予算案が閣議決定され、医療・介護・年金といった社会保障分野での政策の方向性が示されました。なかでも注目されるのが、2026年度の診療報酬改定です。今回の改定は、診療報酬全体で12年ぶりのプラス改定となり、医療従事者の処遇改善を前...
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年金改定4年連続プラスでも「実質目減り」が続く理由

2026年度の公的年金額は、前年度比2.0%の引き上げとなる見通しです。表面上は4年連続のプラス改定となりますが、実際には給付水準は4年連続で実質的に目減りします。その理由は、マクロ経済スライドが4年連続で発動されるためです。年金額が増えて...
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OTC類似薬の追加負担とは何か ― 医療費抑制策の中身と家計への影響

医療費の増加と現役世代の保険料負担の重さは、社会保障制度全体の大きな課題となっています。こうした中、政府は市販薬と成分や効果が似ている医療用医薬品、いわゆる「OTC類似薬」について、保険適用は維持しつつも患者に追加の自己負担を求める制度を導...
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高額療養費制度と70歳以上の「外来特例」縮小をどう読むか

医療費の自己負担を一定額までに抑える高額療養費制度は、長年にわたり家計のセーフティネットとして機能してきました。とりわけ70歳以上については、外来医療費に限って月額上限を低く抑える「外来特例」が設けられており、通院中心の高齢者の負担軽減に大...
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高校授業料の無償化は何を変えるのか 2026年4月開始「就学支援金」拡充の全体像

2026年4月から、高校授業料の無償化が全国で本格的に実施されます。これまで段階的に進められてきた高校生向けの就学支援金制度が拡充され、私立高校を含めて実質的な授業料無償化が実現します。本制度は「教育にかかる家計負担の軽減」を大きな目的とし...
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子育て支援金は「実質負担なし」なのか――2026年4月から始まる新たな社会保険方式をどう読むか

2026年4月から、「子ども・子育て支援金」の徴収が始まります。会社員で年収800万円の場合、月767円が給与から天引きされる見通しです。年収に応じて負担額が決まり、独身かどうか、子どもがいるかどうかにかかわらず、同じ年収であれば同額を負担...
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2026年度税制改正大綱をどう読むか― 年収の壁・設備投資減税と「7100億円減収」の意味 ―

2026年度税制改正大綱が閣議決定されました。今回の改正では、年収の壁の引き上げや、全業種を対象とする設備投資減税の創設など、家計と企業の双方に影響する項目が数多く盛り込まれています。一方で、こうした減税措置により、国と地方を合わせた税収は...
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静かなる資産逃避に危機意識を持てるか

円安が長期化しています。日本銀行は政策金利を0.75%まで引き上げましたが、為替相場は円高に転じる気配を見せていません。円安の理由としては、日米金利差や金融政策の方向性がよく語られます。しかし、それだけで説明しきれない構造的な変化が、日本経...
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国債は本当に「最も安全」なのか 企業債が国家を上回るとき、金融市場で起きている変化

2025年の金融市場では、これまで当たり前とされてきた「国債は最も安全な資産である」という前提が静かに揺らぎ始めています。米国や欧州を中心に、財政赤字の拡大や政治の不安定化が続くなか、国債よりも高格付け企業が発行する社債の方が「安全」と評価...
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貴金属が示した「分散投資」の現在地――2025年の運用成績から考える資産配分の再点検

2025年のマーケットを振り返ると、資産別の運用成績において際立った存在となったのが貴金属です。金に加え、銀やプラチナが大幅に上昇し、円建てベースでは株式や暗号資産を上回る成績を残しました。一方で、これまで高いリターンを誇ってきた米国株は相...