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金価格乱高下の時代にどう向き合うか――ドル信認と貴金属投資の構造を読む

近年、金価格の値動きが一段と激しくなっています。史上最高値を更新した直後に急落するなど、乱高下を繰り返す局面も見られます。円建て価格も一時1グラム3万円を超え、これまで経験したことのない水準に達しました。こうした動きの背景には、単なる需給だ...
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「推し」と金が結びつく時代――中国発「痛金」現象と資産価値の再定義

金価格が歴史的高値圏にあるなか、中国でユニークな現象が広がっています。それが、キャラクターと純金を組み合わせた宝飾品、いわゆる「痛金」です。推し活と実物資産が融合したこの動きは、単なる流行ではなく、若年層の資産観や消費行動の変化を映し出して...
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大学学費はNISAで準備できるか―長期運用と元本確保の設計

大学進学にかかる費用は、家計にとって最も大きな教育支出の一つです。物価上昇が続くなか、将来の学費はいくら必要になるのか、どのように準備すべきかという問いは、子育て世帯にとって切実なテーマです。近年は新NISAの恒久化に加え、18歳未満も利用...
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市場は「無料の健康診断」か ― 非公開化ブームの光と影

近年、上場企業の非公開化が相次いでいます。MBO(経営陣が参加する買収)や親子上場の解消などを理由に、市場から去る企業は増加傾向にあります。一方で、上場を維持しながら改革を進め、株価の回復を実現する企業も存在します。企業は「市場に残るべきか...
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金融所得課税一体化と法人化戦略――個人で持つか、法人で持つかの再設計

金融所得課税の一体化が議論される中で、静かに重要性を増しているのが「法人化戦略」です。株式や投資信託などの金融資産を、・個人で保有するのか・資産管理会社を設立して法人で保有するのかこの選択は、税率の高低だけでなく、損益通算の範囲、所得の平準...
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金融所得課税の一体化は実務に何をもたらすか――制度理念と現場対応の交差点

金融所得課税の「一体化」は、税制改正の議論のたびに浮上する論点です。株式、投資信託、債券、デリバティブなど、商品ごとに異なる課税区分や損益通算の範囲を整理し、横断的に整合させる構想です。理念としては、税負担の公平性や中立性の確保、課税ベース...
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シン・富裕層と金融所得課税の再設計――「資本を回す力」を損なわず、公平性をどう作り直すか

起業や投資で得た資本を、次のスタートアップや社会課題の解決に回す。いわゆる「シン・富裕層」が増えるほど、経済にはリスクマネーが流れ、成長の芽が育ちやすくなります。一方で、資産価格の上昇局面では金融資産の有無が生活の差を広げやすく、金融所得課...
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シン・富裕層は日本経済を変えるのか ― 起業とエンジェル投資が生む資本循環

コロナ禍後の資産価格上昇やスタートアップ環境の整備を背景に、日本でも「稼いだ資本を次の成長に振り向ける人たち」が目立ち始めています。従来の相続型の資産家とは異なり、自ら起業し、売却し、得た資金を再びスタートアップへ投じる――。いわば「シン・...
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地銀とREITの需給構造―金利上昇局面で何が起きているのか

REIT市場を語る際、価格や利回りに注目が集まりがちですが、実は「誰が売り、誰が買っているのか」という需給構造が、相場を左右する重要な要素となっています。とりわけ近年、存在感を増しているのが地方銀行(地銀)です。金利上昇局面において、地銀と...
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個人投資家がREITを見るときの3つの財務指標

不動産投資信託(REIT)は、分配金利回りの高さから個人投資家に人気のある商品です。しかし、利回りだけで判断すると、金利上昇局面では思わぬ価格下落に直面することがあります。REITは「利回り商品」であると同時に、「財務レバレッジを活用した不...