投資

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REITシリーズ 第7回「NAV倍率とは何か ― REIT評価の“本質”をつかむ最重要指標」

REIT投資に慣れてくると、必ず目にするのが「NAV倍率(Net Asset Value倍率)」という指標です。株式でいうPBR(株価純資産倍率)に相当し、REITが“割安なのか、割高なのか”を判断するうえで非常に重要です。しかし、NAV倍...
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REITシリーズ 第6回「物流REITの再評価が進む理由 ― 需給改善とインフレ対応が後押し」

物流REITは、コロナ禍のEC需要によって急成長した後、物件供給の増加や空室率の上昇により、やや停滞感が続いていました。しかし2024年後半から状況は変わり始め、物流REITに対して再び投資マネーが戻りつつあります。背景には、供給減少による...
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REITシリーズ 第5回「商業REITの現在地 ― EC時代でも“消えない商業施設”の強さと課題」

ECの普及、コロナ禍による店舗休業、購買行動の変化――。ここ10年間で日本の商業施設市場は大きな転換点を迎えました。「商業施設は厳しい」というイメージが一般的になりつつある一方、地域密着型のショッピングセンターや生活必需品を中心とした施設は...
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REITシリーズ 第4回「ホテルREITの魅力とリスク ― インバウンドと景気に左右される“高収益セクター”」

コロナ禍で大きく落ち込み、その後急速に回復した代表的な資産がホテルです。インバウンド(訪日外国人客)の増加や国内旅行の需要回復によって、ホテル市場はここ数年で劇的に変化しました。そして、この変化を最もダイレクトに反映するのが「ホテルREIT...
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REITシリーズ 第3回「住宅REITの安定力 ― 家賃と人口動態から読み解く“堅い”投資先」

REITの中でも「最も安定的」と言われることが多いのが住宅REIT(レジデンスREIT)です。オフィスやホテルのように景気変動の影響を受けにくく、稼働率が高位で推移しやすいことが特長です。特に都心部の賃貸住宅は人口動態とも密接に関わるため、...
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REITシリーズ 第2回「オフィスREITの現在地 ― 働き方の変化と二極化をどう読むか」

新型コロナウイルスの影響でテレワークが急速に広がり、「オフィス需要は今後減るのではないか」という見方が一時的に強まりました。ところが、2024年以降は企業の出社回帰も進み、オフィス市況は一筋縄では説明できない“多面的な構造”になっています。...
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REITシリーズ 第1回「REITとは何か ― 初めての不動産投資信託をやさしく解説」

投資の選択肢として「REIT(リート)」が気になっているけれど、仕組みが少し複雑に感じられるという方は多いのではないでしょうか。REITは不動産を株式のように売買できる仕組みで、比較的少額から始められることが特長です。分配金が得られることも...
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【アクティブETF入門・番外編⑪】アクティブETF×税制改正(2026〜2027年の可能性)

2026〜2027年の税制改正では、NISAのさらなる改善金融所得課税の見直し投信・ETFへの新制度など、投資に関わるテーマが多く議論される見込みです。アクティブETFを利用する投資家にとって、これらの制度変更は無視できません。本記事では、...
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【アクティブETF入門・番外編⑩】アクティブETFに向く人・向かない人(診断表付き)

アクティブETFは誰にでもおすすめというわけではありません。投資スタイル・性格・目標によって、向く人と向かない人がはっきり分かれます。この記事では、簡単に自己診断できる「向き・不向きチェック」を用意し、どのようなタイプがアクティブETFと相...
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【アクティブETF入門・番外編⑨】アクティブETF×「日本の個人金融資産2000兆円」時代の投資戦略

日本の個人金融資産がついに 2000兆円 の大台に到達しました。高齢化に伴う資産の移転、投資環境の改善、新NISAの普及。こうした変化の中で、個人マネーが「投資」に向かいやすい環境が整いつつあります。この巨大資金を背景に、アクティブETF市...