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会計

IFRS300社時代へ ― 日本企業が国際会計基準に「染まる」理由

2025年9月末時点で、国際会計基準(IFRS)を任意適用している、あるいは適用を決めている日本企業がついに300社に達しました。時価総額ベースでは日本の株式市場の約半分。さらに「適用を検討中」の企業を加えれば、市場の過半がIFRSベースと...
FP

仮想通貨ショックの裏で進む“デジタル通貨革命” ― 信頼されるマネーとは何か

1. 仮想通貨市場に広がるマネー逆流暗号資産(仮想通貨)から資金が急速に流出している。10月上旬に最高値をつけたビットコインは、わずか2週間で2割近く下落。世界全体の仮想通貨の時価総額は約90兆円も減少した。背景には、米中対立の激化やトラン...
政策

給付付き税額控除③ ベーシックインカムとの違いと将来展望 ― 日本型「再分配モデル」の行方

れまで2回にわたって、「給付付き税額控除とは何か」「どのような課題があるのか」を解説してきました。最終回の今回は、近年しばしば比較される「ベーシックインカム(BI)」との違い、そして今後の展望を考えます。◆ 「すべての人に一定額を支給」 v...
政策

給付付き税額控除② FP・税理士が読み解く「制度設計の壁」――支援の線引きと財源のリアル

前回は、給付付き税額控除とは何か、その目的と背景を紹介しました。今回はもう少し踏み込んで、「どこまで支援するのか」「どうやって実施するのか」といった制度設計の課題を、FP・税理士の視点も交えて解説します。◆ そもそも、誰に・どこまで支援する...
政策

給付付き税額控除 ― 中間層を支える新しい「逆進性是正」策

2025年10月、自民党と日本維新の会が結んだ連立政権合意書に「給付付き税額控除の早急な制度設計」が盛り込まれました。この言葉、最近ニュースでよく見聞きするようになりましたが、「そもそも何?」「誰が恩恵を受けるの?」と感じている方も多いので...
政策

税と社会保障の一体改革― これからの“負担と支え合い”のかたち ―

1. 改革の流れをもう一度2025年秋、自民党と日本維新の会がまとめた連立政権合意書は、税と社会保障を一体で見直す、大きな転換点となりました。その中核にあるのが、次の4つの改革です。消費税「食品2年ゼロ」構想 → 家計支援と物価高対策の象徴...
政策

金融所得と保険料の見直し― 配当・投資と社会保障負担の新ルール ―

1. 「投資で得た利益」が保険料に影響する?これまで、会社員や公務員が株式や投資信託で得た利益(金融所得)は、医療保険や介護保険の保険料には反映されない仕組みになっていました。たとえば、給与所得 … 保険料計算に反映される株式配当や譲渡益 ...
政策

医療・介護保険の再編統合― 都道府県の役割強化と現役世代負担の行方 ―

1. 医療と介護「分かれているけれど、つながっている」日本では、医療保険と介護保険は別々の制度として運営されています。医療保険:健康保険組合、協会けんぽ、市町村国保などが運営介護保険:市町村が運営し、40歳以上が保険料を負担しかし、実際の現...
政策

第3号被保険者制度の見直し― 専業主婦世帯と年金の公平性 ―

1. 「第3号被保険者」とは?日本の年金制度は、「国民年金」を基礎として3つの区分に分かれています。区分主な対象者保険料負担例第1号被保険者自営業者・学生・無職など自分で納付(月額1万6,000円前後)フリーランス、専業農家など第2号被保険...
政策

租税特別措置(租特)とは何か?― 企業優遇の仕組みと見直しの焦点 ―

1. 「租税特別措置」とはどんな制度?租税特別措置(略して「租特(そとく)」)とは、特定の政策目的を達成するために、通常の税法とは別に設けられた“特例的な減税制度”のことです。たとえば、研究開発税制 … 新技術や製品開発を行った企業の法人税...