<この記事は、2025年2月1日に書いたものです。>
私は56歳で税理士資格を取得しましたが、その前にファイナンシャルプランナーの資格であるCFP®️も取得しています。
この資格を維持するためには、セミナーや勉強会等に参加して、一定以上の単位を取得しなければなりません。
この単位を取得することが出来る勉強会のことを「スタディグループ(通称SG)」というのですが、なんと!3月に開催されるスタディグループで講師をすることになりました!
テーマは「ファイナンシャル・プランの定期的見直し~人生100年時代を迎えて~」(仮称)です!
「人生100年時代を共に活きる税理士・FP(本格稼働前)」としては、なんとも持って来いのテーマではないですか!
まだ資料等は出来ていませんし、開催後には皆さんに資料をご連携させていただくつもりですが、今、考えている内容を事前にお伝えできればと思います。
(分量が多くなりそうなので、分けて投稿させていただこうかと思います。)
まず、少し前の話になりますが、平成30年7月3日に金融庁から「高齢社会における金融サービスのあり方」(中間的なとりまとめ)が発表されました。
https://www.fsa.go.jp/policy/koureisyakai/chuukan_torimatome/chuukan_torimatome.pdf
内容を要約すると、従来の考え方と「人生100年時代」の考え方は違う!と国が言っています。
どう違うかというと…
<従来>結婚して、夫婦と子供と一緒に暮らし、持ち家を持って…
<現在・これから>結婚しない人の数が増えていき、よって単身世帯も増え、持ち家を持つ人も減り…
とか…
<従来>定年まで正規雇用で働き、その後は退職し、退職金を取り崩しながら生活して…
<現在・これから>非正規雇用の人の数が増えて、退職金の金額は減って、60歳以降も働かなければならなくて…
とか…つまり、従来は標準的なモデルがあったので、ライフプランが立てやすかったのですが、これからは標準的なモデルがない!多様性の時代!
そして、一旦立てたライフプランも頻繁に見直す必要がある!ということですね…。
少なくとも、60歳以降も働かなくてはいけないみたいですね…。(というか、私は色々な意味で、働くべきだと考えていますが、それは追々…。)
ということで、高年齢者雇用安定法の改正等を踏まえて、60歳以降どう働くべきか?公的年金は?を次回、一緒に考えていきたいと思います。
出来れば、次回以降もお付き合い願います。
【YouTube動画】